あなたの夢で眠りたい

咲き続ける重圧がキミを困らせないといいな

Aぇ! groupを推しちゃってええんです!!!!!

このブログを開いてくれたそこのあなた! Aぇ! groupはお好きですか?

最近なんかやたらと名前を目にしてません?
デビューが決まって、ちょっと気になる存在じゃないですか?
けどそもそもどんなグループなのか、誰がいるのかわからないな……でもちょっと興味はあるかもな……とか思っていませんか?


そんなあなたのためにこのブログを書きました!


ガッツリ沼に浸かりたい超新規のAぇ担さんや、推すかどうかわからないけどなんか気になってる方は、お時間の許す限りどうぞお付き合いください。

もちろん古からのAぇ担さんたちにも、自担や他メンの魅力を再認識、新発見してもらえるようなコメントが集まっています!!


たくさんのAぇ担さんにメンバーの推しポイントなどを伺いました。
「」書きのものはアンケートでいただいたコメントをほぼそのまま引用させていただいております。

アンケートにご協力くださった皆さま、そして博識な友人たち、お力添え本当にありがとうございました!!



※「Aぇ担」「〇〇担」って……? と思われた方へ
「担当」の略で「担」です。旧ジャニーズファンの界隈で20年以上使われている独自の用語ですが、ほぼそのまま「〇〇推し」と置き換えていただいて大丈夫です。




✌︎ ✌︎ ✌︎ 目次 ✌︎ ✌︎ ✌︎

Aぇ! groupについて


関西出身の5人組男性アイドルユニット。
2019年2月18日グループ結成。
プロデューサーはSUPER EIGHTの横山裕。「エイトと同じようになんでもできるグループにしたかった」という想いを込め集められた。
歌って良し踊って良しなのはもちろん、バンドにバラエティ、演劇までできちゃうハイスペック&オールラウンダー集団。個性が強いメンバーの集まりだが、メンバー仲がよく移動中や楽屋では常に中身のない会話が繰り広げられている。基本うるさい。バラエティや即興劇で全員が場の空気を読み合い、一つの展開を作るのが得意。

結成時から6人での活動を続けてきたが、2023年12月30日より現メンバーである5人で活動することに。
2024年5月15日、ユニバーサルミュージックから『《A》BIGINNING』でCDデビューが決まっている。


レギュラー番組 テレビ編

これから出てくるメンバーの記事や、本人たちの発言で番組名やコンテンツ名が頻出するので紹介します。


・Aぇ!!!!!!ゐこ (MBS毎日放送 / 毎週土曜 深夜1時28分)
Aぇ! groupとよゐこが関西のいろんな場所を調査する番組。些細な会話のやり取りなどからメンバー同士の関係性を見て取りやすい。しっかり調査もしつつかなりバラエティ色が強い。道頓堀川ニホンウナギの捕獲に成功し、全国ニュースで取り上げられた。


・THE GREATEST SHOW-NEN (ABCテレビ / 深夜土曜1時)
※すでにレギュラー放送は終了
通称グレショー。関西の劇団とコラボし、月に1本舞台を完成させる番組。演劇ドキュメンタリー。メンバー間の阿吽の呼吸や即興への強さはここで培われた。2022年にはこの番組名を背負って全国4ヵ所で舞台ツアーも行っている。今後は小島作演出の舞台を放送予定。


・あっちこっちAぇ!(ABCテレビ / 5月11日(土)深夜0時25分スタート)
上記グレショー枠でこれから始まる新番組。
グループがレギュラーで持つ旅番組など絶対的に""良い""ことが約束されているので期待が高まる。ロケの目撃情報からおそらく2人ずつでロケするものと思われる。


・Aぇ! groupのココえぇとこや~ん (メ〜テレ / ドデスカ!内 毎週火曜朝7時25分ごろ)
名古屋ローカルにもレギュラー枠があるAぇ! groupさん。メンバー2人が東海地方のえぇとこを巡ったり学校を紹介したりしてる朝のミニコーナー。地方ローカルなのでかなりゆるめの雰囲気。

学校編以外はロキポ(ローカル配信サービス)で視聴可能。


レギュラー番組 ラジオ編

・Aぇ! groupのMBSヤングタウン(MBSラジオ / 毎週水曜 22時)
メンバー2人が週替わりでパーソナリティを務めるラジオ番組。通称ヤンタン。その日のメンバーによって番組の雰囲気が全く違うのがおもしろいところ。よゐこから「このラジオがAぇの今後の鍵になる」と言われたほど。X(旧Twitter)の公式アカウントも愛に溢れていておもしろい。


・カンバリ! (FM大阪 / 隔週火曜 19時)
正門・末澤・小島が後輩のAmbitiousと隔週でパーソナリティを務めている。番組名ゆえにこの3人はカンバリ組と呼ばれる。Aぇが持っているレギュラー番組の中で一番長く続いており、正門はレギュラー形態が変わる前の2018年から出演している。


YouTube

#Aぇちゅーぶ。言わずと知れたAぇ! groupの名物コンテンツ。デビュー前はジュニアチャンネル内にグループチャンネルを持っており、数多の伝説を残してきた。
メンバーごとにおすすめのジュニア時代のAぇちゅーぶを載せているので、ぜひ再生してみてほしい。

なおデビュー発表後はジュニアチャンネルを卒業し、独立チャンネルを開設している。タグも#Aぇちゅ〜ぶ に進化(?)。


その他

・公式X(旧Twitter)

・公式Instagram
@aegroup_official_0515


・STARTO ENTERTAINMENT



それではAぇ! groupの愉快なメンバーを紹介していきます!

Yoshinori Masakado

正門 良規(まさかど よしのり)
生年月日:1996年11月28日
出身地:大阪府
身長:170cm
血液型:AB型
入所日:2011年4月3日
メンバーカラー:青
担当楽器:ギター
趣味:楽器、散歩
特技:ギター

「朝ドラ・スカーレットの鮫島」で世間に認識される演技派アイドル。ドラマ、舞台ともにメンバーの中で一番出演作品が多い。
グループではまとめ役を担い、オフィシャルの場での広報係やMCを任されることが多い。温厚な性格で絵に描いたような好青年だが、メンバーからは「頑固」と言われるほど強いこだわりと負けん気を持つ。また、ときおり「ぽや門」と呼ばれる天然が発動したり、不意に発せられる言葉に失礼が混じっていたりとオンオフのギャップが激しい。
大のお酒好き。立ち飲み屋で知らないおっちゃんと世間話に花を咲かせることもしばしば。メンバー曰く飲むペースも早いとのこと。


☆個人レギュラー☆

サタデープラス(MBSテレビ / 毎週土曜7時59分)
丸山隆平からMCの座を引き継ぎ、2023年9月よりレギュラーメンバーに。番組テーマソングはAぇ! groupの『+You』。


教えて! 正門くんのAぇところ

正門くんの好きなところ、推しポイント、たくさん聞きました!


・顔
「すみっコぐらしのとかげに似ている」
「あのフェイスラインは至宝です」
「上の前歯4本の主張が激しいところ」
正門担のすみっコぐらしのスタンプ所有率は異常



・ギター
「ギターソロの時いつもその空間に酔いしれてるところ(良い意味、バチくそにかっこ良い)」
「特に指の使い方が好きです… 」
「愛用ギターはSAITOという国産メーカーのものです。おそらく10年以上使っていて、正門くんの一途さ、こだわりが感じられます」
正門くんといえばやはりギター。Aぇ! groupの激しいバンドサウンドを支える圧倒的な演奏技術は必見です



・歌声
「普段はまったりした声なのに、歌うとワイルドになる二面性がある」
「唯一無二の渋い歌声!」
「正門の声が名札って言われるくらい、声に特徴があるところ」
佐野晶哉「正門くんは声に名前が書いてあるみたい」



・リア恋
「包容力抜群」
「愛が重い」(リア恋…?)
「人の変化にも気づくし、褒め上手です」
「メンバーへの誕生日プレゼントを必ず当日に渡す"当日の男"は本当に傑作」
ギターと並ぶ正門くんの代名詞といえば"リア恋"。アイドルなのに発言が「リアル」でしんどい、淡い親近感を抱かせてしまう狂わせスペックがリア恋なのです



・語彙力
「語彙力がとにかく豊富です。正門くんの人柄がそのまま出たような、上品で伝わりやすいけどどこか独得な言い回しは癖になります」
「発言をマイルドにしつつも、聞いた人の頭や心に残る正門語録も発するので、決してコメントが薄っぺらくなることが無いのも素晴らしいところ」
"正門語録"でとにかく多かったのが、末澤誠也に向けて放たれた「花を愛でる心があるんですか!?」



・信頼感、安心感、誠実さ
「失言しない、失望させない」
「雑誌の恋愛系の質問を全て織山*1に例えて回答しているところ」
「礼儀正しく温厚な好青年で、生放送にこんな頼もしい人はいない!」
「事務所の人にもスタッフにも礼儀は絶対忘れないしそれを行動にも移せる誠実なところ」
どの現場でもスタッフさんから絶大な信頼を寄せられている男。「彼に任せれば間違いない」



・ギャップ
「見た目から溢れ出る誠実さ、からのぽやぽやしてるところやギター演奏中の漢感のギャップ、時折現れる毒舌さとサイコパスな瞬間」
「落ち着いた言動に挟まる『ぽや』から、不意に飛び出すお色気リアコお兄さんへの落差が沼ポイント」
サイコパスの例:暗闇から現れた佐野くんに張り手、「人埋めんのっていいな」



・その他
「実は一番アイドル」
「ブログが長くてコスパが良い(本人談)ところ」
「普通と思いきや全く普通ではないメンタル強靭男」
「大事な人にはちゃんと怒るところ」


正門くんとそれぞれの関係性


× 末澤誠也【コンビ名:末規 / すえのり】
Aぇ! groupの0番(センター)を割って立つ二人。
別名ソワソワーズ。お互いに微妙な距離感すぎて面と向かって話そうとするとなぜかソワソワしはじめるむず痒いコンビ。性格も考え方も持ち合わせるスキルも正反対のため、お互いを尊敬しあっている反面で意見が衝突することも。グループ結成後に唯一ガチ喧嘩した二人だが、いま現在は会社の同僚のような信頼関係を築いている。



×草間リチャード敬太【コンビ名:草マカロン良規】
略してマカロン。騒がしいメンバーたちを後ろから見守るAぇ! groupの両親(良心)的存在。
趣味の散歩が同じで、二人の間に流れるゆったりまったりとした雰囲気と空気感のテンポが似ている。声のトーンも落ち着いているためこの二人の回のヤンタンは「寝落ちラジオ」と呼ばれ、ヒーリング効果が高い。



× 小島健【コンビ名:もんビバ】
正門の「門」と古の小島の持ちネタ「ビバ!」から取られたコンビ名。
3G結成前*2のくくりが流動的な時代からずっと離れることなく活動している。気心が知れすぎて当たりが強いこともあるが、互いを信頼し合っている「一生一緒」の二人。
正門が小島の教育係だった歴史があり、今なお悪ガキが発動する小島をオカン正門がいなしたり、逆に小島が正門を甘やかしたり心配したりする。



× 佐野晶哉【コンビ名:まさまさ】
Aぇ! groupの平和の象徴。正門が佐野の敬語が抜けてきたことを「よしよしと思っている」と言ったり、佐野が「正門くんはスタッフさんに信頼されている」と直球で褒めたり、基本的に優しい空気が流れている(まれに毒づく)。音楽性の高い二人でもあり、楽器や楽曲について専門的に語り合うことの多いコンビである。
また、小島との三人で「バンドトリオ」と呼ばれており、こちらもグループ結成前から共に活動してきた。大学受験を機に活動休止を考えていた佐野を小島と正門が「今俺らが離れたらあかん」と説得して引き止めた話はあまりにも有名。



・その他

× 西畑大吾(なにわ男子) / まさにし
関西のオタクなら知らない人はいないガチ親友コンビ。歴史が深く、もはや家族を超えてたぶん身内(本人談)。お互いに愛情が重いことで有名。「(高校卒業後の進路は)正門と遊ぶ〜!」「2人で住む物件探しててほぼ決まっている」など理解の範疇を超えたエピソードの枚挙にキリがない。正門を追うなら必ず目に入る相手。
また、ここに大橋和也(なにわ男子)が入って「ミニまりもシャワー」という三人組にもなる。酒好きの三人で、よく明け方まで飲み明かしてははしゃいでいた。
なお永瀬廉(King & Prince)との三人だと「同期卍会」になり、こちらもプライベートでの付き合いが非常に多い。



・野郎組
ドラマ『恋の病と野郎組』で集まった8人組。
髙橋優斗(HiHi Jets)、作間龍斗(同)、猪狩蒼弥(同)、岩﨑大昇(美 少年)、中村嶺亜(7MEN侍)、川﨑皇輝(少年忍者)、織山尚大(同)からなる。
特に猪狩とは誕生日プレゼントを交換するまでの仲に。佐野を繋げる橋渡し役も担った。
髙橋とは東西のジュニアを代表するリア恋枠二人。このドラマをきっかけに仲が深まり、東西ジュニア合同イベントの際には必ず息ぴったりのMCで進行してみせた。


正門担推薦! おすすめAぇちゅーぶ


【予告寝起きドッキリ~リベンジ~】今回は最高傑作!?

正門担支持率圧倒的1位を誇ったこの回。寝起きドッキリするから(おもしろいの準備してください)ね、と予告を受けてドッキリされるという身体を張った大喜利企画


【メンバーだけで初ドライブ】神ゲーも誕生!

伝説の「正門ゲーム」爆誕


【正門良規の相関図】禁断の質問に…タブーを公開!?

先輩後輩などより広い交友関係を知りたい方はこちらをチェック


Seiya Suezawa

末澤 誠也(すえざわ せいや)
生年月日:1994年8月24日
出身地:兵庫県神戸市
身長:163cm
血液型:O型
入所日:2009年4月3日
メンバーカラー:赤
担当楽器:ボーカル、ブルースハープ、ギター
趣味:ドライブ、ファッション
特技:ハイトーンボイス、タップダンス

最年長でメインボーカル。HiHiAまで出る高音域の持ち主で、上ハモやフェイクを担当することが多い。幼少期からダンスを習っており、指先まで表現された繊細なダンスにも定評がある。服が好きで、2019年の初単独ライブからステージ衣装のデザインを担当し続けている。
グループ結成前は尖っていて後輩たちに厳しかったため、裏で「関西の狂犬」と呼ばれていた過去がある。狂犬キャラが定着した今は、バラエティやラジオでよくキャンキャン吠えている。
人に対してクールなようでいて実は関係をとても大切にする。グループの周年を迎えるたびにステッカーやスウェットを自腹で製作したり、メンバーの個人仕事を一番チェックしたりしている、グループとメンバー愛に溢れた男。


教えて! 末澤くんのAぇところ

総評:末澤担が一番自担のビジュアルが好き


・ルックス
「顔がいい」
「顔が美しい」
「今年30歳とは思えないほどかわいくて美しくて、ちっちゃい顔にキラキラの目がめちゃくちゃかわいい! 」
「小さくて華奢にみえるのに厚みがあって男らしい身体」
お顔に言及するコメントが一番多かった末澤くん



・ダンス
「手足の綺麗に伸びた体幹のブレないダンス!」
「誠也くんと言えば中山優馬くんのバックに着いていた時に8人の中から抜擢された『舞い、恋』のダンス」
「感情表現がとにかく上手い。それが如実に表れる彼のコンテンポラリーダンスは極上です」
彼のコンテを観たい方は『中山優馬 Chapter 1 歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR』の購入をご検討ください



・歌
「高音が力強い歌声」
「ハイトーンボイスも凄いし低い声も素敵な声でめちゃくちゃ格好いいです」
「絶対に会場で聞いてほしいです。ライブで」
YouTubeに上がっている『PRIDE』、ぜひご視聴ください。



・かわいい
「背がちっちゃくてかわいい」
「いじられるとキャンキャン吠えて言い返してる可愛いチワワです」
「狂犬にみえてほんとはチワワになりたいウサギさん♡」
「好きな食べ物:いちご これだけで末澤担に転がった人絶対おる」
テディベアやパンダのぬいぐるみを愛でる一面もある



・漢気がある
「後輩に自分から行かないし友達少ないタイプって本人が言ってる中でメンバー愛に溢れメンバーを信頼してるのがわかる漢気あふれる人」
「運動会で白い粉に躊躇なく顔突っ込んで真っ白になったり、メンバーが誰も飛べなかったバンジーを手が震えるぐらい怖かったのに飛んだりとバラエティーも全力で、いざとなったら男気もあります」
全力仕事人。仕事に対して真面目でストイック



・努力家
「夢を諦めずに自分で夢を掴み取った強さ」
「自分にも厳しい性格」
「上(前)を向いて努力を怠らない人」
不屈の精神と努力で今を勝ち取った男



・その他
「覇王色を背負ってる人」
「アクセサリーを上手に使っているところ。とくにピアスは最高です」
「表現力。2024年1月期のドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』でW主演を演じたのですが、この役が本当に良かったので是非見てほしいです」
とのことなのでリンク貼ります


末澤くんとそれぞれの関係性

※前項のメンバーは省略しています


× 草間リチャード敬太【コンビ名:リチャ末】
グループ結成以前から一緒に活動しているAぇ! groupの熟年夫婦。2016年〜2019年ごろまでは自他共に認める「カップル」*3で、プライベートでも週5の頻度で遊んでいた。
今ではすっかり気の置けない関係となり、二人きりの楽屋ではもはや会話がなくても居心地が良いと言う。お互いの良き理解者であり、目線だけで会話が成立する二人。YouTubeヤンタンでは素っぽいただの親友同士の会話やボケツッコミを繰り広げている。



× 小島健【コンビ名:せーちゃんけんちゃん】
悪ガキコンビ。小島の幼稚園児ネタのけんちゃん」と、そこに乗っかった末澤の「せーちゃん」から。
会話のテンポが早く、子ども同士の言い合いのような会話をしていると思ったら、急に小島が教育学部の人格を出して最年長末澤をなだめたりする。5秒後には話の展開が変わっているのがこの二人。
また、雑誌の撮影時や移動車の中でなぜか手を繋いでいたり、暗闇で抱き合っていたり、話すときの顔の距離が異様に近かったりする。2019年の初単独ライブでキス済み。



× 佐野晶哉【コンビ名:さのすえ】
最年長×最年少。グループ内で身長差が一番大きい凸凹コンビでもある。
歌唱力が高く演技も上手い二人で、グレショー内での二人のデュエットはどちらも評価が高かった。実際声の相性が非常によく、佐野曰く「誠也くんの痛みのある声が僕の声が合わさると柔らかくなる」。
バラエティでのかけ合いのテンポも良いが、ことあるごとに佐野が末澤を横抱きにしたり、抱き上げたり、佐野の膝で末澤が寝ていたりとこちらも距離感がおかしい。



・その他

× 藤原丈一郎 (なにわ男子) / 丈末
説明不要の親友コンビ。グループの最年長同士であり、関西ジュニアのメッシとスアレス(本人談)。
現場が同じになると必ず絡むし、同じじゃなくても絡む。藤原が末澤の実家の電話番号を把握しており、ここ2年ほどは年末年始や末澤の誕生日、YouTube撮影の際など事あるごとに実家に架電する遊びにハマっている。もはや藤原以外相手がいないのではと思うほど、末澤がプライベートでよく連絡を取る相手として名前が上がる。末澤を追っていると必ず目に入る相手。


末澤担推薦! おすすめAぇちゅーぶ


末澤誠也の相関図】神と崇める大先輩に想いを…!!

こちらも関係性の深掘り用として


【関西Jr.一斉アンケート!!】リアル格付けに大波乱~前編~

狂犬末澤誠也大暴れの回。後半もぜひ


【教習所で運転試験】仮免こじけんが運転に挑戦!

ベテランドライバーの末澤くんはただただ恋です


Keita Richard Kusama

草間 リチャード 敬太(くさま りちゃーど けいた)
生年月日:1996年1月11日
出身地:京都府
身長:169cm
血液型:B型
入所日:2009年2月13日
メンバーカラー:黄
担当楽器:サックス、ベース、ラップ
趣味:散歩、一人で地方を巡る、アクセサリー集め
特技:ダンス、歌、細かい作業、どんな服も着こなせる

Aぇ! groupの目印担当。ザ!鉄腕DASHの子。関西イチのダンサーと名高い。父親がアメリカをルーツに持つが、当の本人は生粋のはんなり京都人であり英語は話せない。それっぽい発音をするのは得意。ギャルで乙女。
YouTubeなどではキレ芸のキャラが定着しているが、実は人見知りで一人の時間を大切にするタイプ。おだやかで優しい性格をしており、あまりものごとをはっきりと意見することがない。
今でこそダンスの評価が高いが、入所当時は全く踊れず自宅の姿見の前で毎晩練習していたと話している。同様にベースも2024年になってから始めたが、1ヶ月で初披露できるまでの腕前を身につけており、何事にも努力を惜しまない。


教えて! リチャードくんのAぇところ

リチャくんに集まるコメントが一番熱量が高かったです! リチャくんの魅力たくさん知ってください!


・ダンス
「リチャくんはAぇの最強ダンスリーダーです」
「目を奪われる。引き込まれる」
「常に3mm浮いてるような重力を感じないダンスが最高」
「でもAぇでいちばんダンス上手いのに運動神経はAぇのなかでいちばん悪い!なんで!?」
ダンススキルで外部舞台に呼ばれるほど評価が高い



・歌
「誠也くんの高音に隠れがちだけどラップが本当にすごい」
「低音がかっこいい」
「リチャくんの最後の雨は絶対に聴いてほしい。あれで落ちない人はいない」
『PRIDE』の言葉数が多いラップパフォーマンスは製作陣からもめちゃくちゃ褒められてたのでぜひ見てください



・なんでもできる
「サックス、ベース、ダンス、歌、ラップ、絵など出来ることたくさん!!」
「ダンスも歌もかっこいい。色気もある」
「普段ほんわかしてるからこそキレ芸がめっちゃおもしろい」
「演技もお笑いもできる」
もちろん島の開拓もできます。



・かわいい
「リチャくんは世界一可愛いです」
「座ると座高が低くて(脚の割合が高い)ちょこんとして可愛いところ」
「第一印象はちょっとワイルドっぽい人かなと思われがちですが、中身は可愛いもの大好きなギャルです」
「目がクリクリで可愛い」
「あのまつ毛の長さ!かわいい!」
おジャ魔女どれみの魔法唱えれる」
「かわいい」の声が一番多かった。大西流星さんお墨付きのかわいさです



・優しい
「大晴くんの分も背負う覚悟、並々ならないものだと思います。優しさと凛々しさ、たくましさを感じました」
「年下組のリチャくんのいじり方が分からなかったという課題。諦めて雑ないじり方になった時もあったけど、メンバーを信じて上手いいじり方が出来るように頑張ってって辛抱して待てるリチャくんの心の広さはまるで聖なる海です」
グループでバラエティしてるときのリチャくんは良いバランサー



・その他
「私服がオシャレ」
「いろんなメガネ持ってるオシャレさんで、どれも似合っていて、自分の似合うものが分かってるのも大好きです」
「動物好きなとこ」
「ちびっこからの人気も凄い」


リチャードくんとそれぞれの関係性

※前項のメンバーは省略しています


×小島健【コンビ名:リチャ島】
ビジュアル最強コンビ。派手色や奇抜な衣装も着こなしてしまうので、ファッション誌で二人が並ぶと異彩を放つ。
小島が女系家族のためかリチャードのギャルムーブに一番話を合わせるのが上手く、よくかわいいと褒めそやしている。かと思えば、最近では小島から率先してリチャードをイジるようにも。小島曰く「リチャくんを構うのが好き」。
クリエイティブ性が豊かな二人でもあり、笑いの探求心が強い点など、根幹の部分で似たところがある。



× 佐野晶哉 【コンビ名:くさまさや】
キレキャラリチャードと調教師。YouTubeで確立したリチャードのキレ芸とセットで誕生した調教師・佐野。
しかし実際は末っ子・佐野の成長を温かく見守る母のようなリチャード。佐野に対して怒ることがなく、ドデスカロケの際には佐野が「なんでそんな二人のときは優しいんすか? いつもそんな空気ちゃうやんかって思う」と言ったほど。
実はグレショーでカップル役を演じた回数が一番多い二人であり、お笑いショーレース*4に出た二人でもある。



・その他

× 藤原丈一郎 (なにわ男子) / 丈リチャ
末澤と同じくリチャードも仲が良い。3G結成以前に同じくくりで活動していた相手の中では、藤原(と大橋和也)との方が長い。なにわ男子のYouTube内で名前が頻出する。お笑い好きの二人で、室龍太を交えて『Youたち』というお笑いトリオを組んでネタをやっていたこともある。
プライベートでは末澤、リチャード、藤原の3人で一緒に行動していたことが多く、よく摩耶山に登って夜景を見ながら夢を語ったというエピソードトークは鉄板。本人たちは「チーム六甲山」と呼んでおり、同じ現場だと大体この三人で固まっている。


リチャ担推薦! おすすめAぇちゅーぶ


【リチャード年表】あと1回…次週で卒業します❗️単独チャンネル㊗️開設

相関図もありますが、年表は彼の歴史を深掘りできます


【横浜ドライブ】初運転!小島免許取りました~前編

キレキャラが誕生した歴史的回。リチャードの名言「セブンイレブンを血眼で探しています!」


【屋形船でこたつ…】誰にもゴールは見えていない〜笑

リチャ担&末澤支持率No.1のリチャMC回。かわいさ全開


Ken Kojima

小島 健(こじま けん)
生年月日:1999年6月25日
出身地:大阪府堺市
身長:178cm
血液型:B型
入所日:2012年7月14日
メンバーカラー:紫
担当楽器:キーボード
趣味:古着巡り
特技:絵を描くこと

Aぇ! groupの圧倒的スーパー神リーダー。コジケンサンバの人。小島の名言なるものが400個以上ある(2024年5月現在)。妹の影響でピアノを幼少期から習っており、グループ結成前から正門と共にキーボードでバックバンドを務めていた。
漫画が好きで、性格も少年漫画の主人公のような一本気のある真っ直ぐな男。おもしろいこと楽しいことが大好き。発想がずば抜けて突飛なため、「小島ワールド」「独特の世界観」と評される。その独創性を活かし、自身が出演する喜劇や後輩の舞台の作演出も手掛けている。
端正な顔だちとスタイルの良さにおしゃれ好きなのも相まって、2021年9月からはFINE BOYSでレギュラーモデルを務めている。愛称はモデけん。


教えて! 小島くんのAぇところ

言語表現が独特なコメントが多く、担タレを感じました。


・ルックス
「顔が好き」
「美術館に飾りたい」
「顔面が強すぎて3年経たずに世界に見付かる」
「骨の関節が大きいところ。特に手指が本当に綺麗だし男らしい」
小島の顔は芸術品



・世界観
「凡人なら思い付かない笑いのセンスをしている」
「独特の世界観がおもしろい。他の人とは全く違った感性を持っているところが魅力的」
「小島の名言で救われたことがある」
小島の名言その7「生きてる理由なんて"死にたくない"それだけで十分や」



・内面
「人間味が強いから親しみやすい」
「いい加減そうでとても誠実。関わった人を幸せにしようとする人間愛にもあふれている」
「熱くて真っ直ぐなところやおふざけなところ目立ちたがり屋なとこ謙虚なところなど全ての小島健がシームレスなところ」
「プラスに考えるのが上手い」
「フリーダムに振る舞いながら、周囲を気遣うバランサー」
あまりに多岐に渡るのでこの項目でまとめました



・面倒見が良い
「後輩思い 」
「時々溢れ出る教育学部出身感。関ジュと話してるときにお兄ちゃんを感じる」
「後輩とも同じ目線で話せるところ」
「ああ見えて教育学部教職課程卒なとこ」
「圧倒的包容力」
全てのオタクを狂わせる"教育学部卒"という学歴



・その他
「小島健という人間を構築するもの全て」
「実は難しめの言葉も使ってる 」
「グループのムードメーカー」
「演出もできる、裏方に徹することができる人」
「人を笑顔にする天才」
「男らしさがある。6人の歴史を誰よりも背負う覚悟を見た」


小島くんとそれぞれの関係性

※前項のメンバーは省略しています


× 佐野晶哉【コンビ名:こじまさや】
別名ビジパ(ビジネスパートナーの略)。本人たちは仕事上の関係でしかない、プライベートでは遊んだりしないと言いながら実はとっても仲良し。バラエティでは小島が展開を作り、佐野がオチを担当するという流れが定石。お互いに笑いのスキルを信頼し合っている、Aぇのバラエティの礎。
ヤンタンでは超爆速のかけ合いがたびたび披露され、もはやタイムテーブルもタイムキープも放棄した放送事故すれすれの回も。佐野は初代小島の名言書記係。



・その他

× 當間琉巧(Lil かんさい)
Kozzy style(コジースタイル)ほぼ唯一のメンバー。副会長。小島の役職は会長。
服や音楽の趣味、価値観を共有し合える仲間で、ユニット(?)名の入ったお揃いの指輪をしている。活動はオフや仕事終わりに遊んだりカフェでお茶したりすること。
その他Kozzystyle関東支部(仮)として井上瑞稀(HiHi Jets)と那須雄登(美 少年)がいる。



× 長尾謙杜(なにわ男子)
福本団*5のころから仲が良く、今でも大阪でユニバに行ったり、東京で買い物や食事を一緒にしているマブ二人。年上の小島に対し、長尾が年下らしいわがままな振る舞いをすることが多い。


小島担推薦! おすすめAぇちゅーぶ


【小島健の相関図】大倉・妹・ジェシー…何この並び?

相関図は外せない


【小島の名言カルタ】メンバー持ち込み神企画⁉

小島の名言をより知りたい方向け


【緊急大公開!】初単独アリーナLIVEの舞台裏に密着

圧倒的リーダー小島健を堪能できます


Masaya Sano

佐野 晶哉 (さの まさや)
生年月日:2002年3月13日
出身地:兵庫県
身長:179.3cm
血液型:B型
入所日:2016年8月2日
メンバーカラー:緑
担当楽器:ドラム
趣味:カラオケで100点取る、ドラム、作曲
特技:どんなお題にも合う大喜利の答えを考えることができる

Aぇ! groupの最年少にして最多才。グループでの担当楽器はドラムだが、その他にピアノ、サックス、ギターなどもできる。歌唱技術が非常に高く、カラオケで100点を取り続けている。現在の賞金総額は510万円(2024年5月現在)。
楽家庭で育ち、小学6年生まで劇団四季に所属。高校では音楽科の声楽を専攻し、大学はグループに貢献したいと作曲を専攻するなど、幼少期から音楽と芸能の世界に身をおいていた。そのためか非常に度胸があり、バラエティで破天荒ぶりを発揮している。ついたあだ名は「暴走少年」と「魔王」
反面、性格はおだやかであまり感情の起伏を見せない。家族仲も良く、特に一緒に暮らしているばあばとのエピソードは微笑ましいものばかり。


教えて! 佐野くんのAぇところ

特に内面にフォーカスするコメントが多く集まりました!


・なんでもできる
「才能豊かなところ」
「楽器出来ないものない説」
「歌も上手いし芝居もできるドラムも叩けるし曲も作れるなんでも出来る」
器用富豪とはよく言ったもの



・人柄
「家族に愛されて育った為素直で優しくて誠実」
YouTubeで見えるメンバー 一人ひとりへのやさしさ」
「完璧なアイドル仕草でファンをメロメロにしつつ、人間らしい仄暗さや感情も言葉にして伝えてくれる所が好きです」
天性の愛され力はたくさんの人の愛情を受けて培ったものなのかも



・努力家
「音楽、バラエティ、なんでもできるのは彼の努力の賜物」
「仕事の合間や寝る間を惜しんで努力している姿。映画でピアノを演奏するシーンの前日、男塾のロケ終わりに徹夜してピアノ練習して完璧にしてから撮影に臨んだそうです」
人に優しく自分に厳しいひと



・バラエティ力
「コジケンに鍛えられたバラエティ力で無理しながらも楽しんでやれる度胸」
「お笑いに振り切る胆力とお笑いが好きなところ」
「笑いのセンスエグい」
「ワードセンスがすばらしいところ」
予測不能なおもしろ展開を作る天才がここにも



・かわいい
「大人っぽい顔立ちなのに発言や行動、なんならお顔も全部可愛い!!」
「アイソレ*6ができないことさえ可愛いに落とし込んでしまう(こちら側が)ほど魔性の人間」
「179.3㎝の長身に対して足のサイズ24㎝(かわいい)」
すべてをかわいいにしてしまう年上キラーこと佐野



・その他
「歌声、人間性、人柄、顔、スタイル、全部です!!!」
「バンド中の笑顔と熱量」
「頭の回転の速さ」
「スタイルのいいお兄さん好きでAぇ!の沼に落ちかけてる方がいらっしゃれば是非佐野晶哉が表紙をつとめたバァフアウトを見てください!!!!!!!」
こちらも下のリンクからぜひどうぞ



佐野くんとそれぞれの関係性

※前項のメンバーは省略しています


・16年組
嶋﨑斗亜(Lil かんさい)、岡崎琥太郎(同)、當間琉巧、吉川太郎(Ambitious)のメンバーからなる同期メンバー。2016年に入所したことから。
特に嶋﨑、吉川とはプライベートでも過ごすほど仲が良く、気を遣わずにいられるラフな関係性と話している。また岡崎に関しては「未だに俺をかわいい扱いする」と暴露しており、その意外な関係性にメンバーも驚いていた。


・東西のやべー奴3人
猪狩蒼弥、矢花黎(7MEN 侍)との三人組。
それぞれが作詞、作曲、ラップ、楽器など、他のジュニアたちを凌駕する圧倒的専門スキルを持ったアーティスティックなメンバー。この三人でなにか作品を作ったらおもしろい化学反応が起こるのではと猪狩によって集められた、若き令和の天才集団である。


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【連続6回シャンプーするとどうなる?】で末澤大激怒⁉

身体を張った破天荒ぶりが発揮されている回


最後に……


これを書くことは賛否あると思いますが、過去の動画などを紹介したことで気になっている方もいらっしゃるかと思いますので、6人目のメンバーのことを少しだけ書かせてください。


福本 大晴 (ふくもと たいせい)
生年月日:1996年10月16日
出身地:大阪府堺市
身長:172cm
血液型:O型
入所日:2011年4月3日
メンバーカラー:オレンジ
担当楽器:ベース
趣味:勉強、料理
特技:ベース、陸上

ギャグ、インテリ、王道かわいいアイドル、筋肉キャラなどとにかく肩書きが豊富。関西ジュニアにインテリ枠がいなかったことから、勉強を重ね関西初の国公立大学に入学、ストレートで卒業を果たした。
バンドトリオとは違い、グループ結成後に初めてベースに触れた。客前での初披露まで1ヶ月しかなかった中で練習を続け、ステージに立った生粋の努力型アイドル。
無意識にイキがるので天性のイキリストという異名がついた。元気キャラではあるが言い争いは苦手という繊細な一面も。純粋で素直。


×正門良規【コンビ名:ドーキーズ】
同期(入所日が同じ)であることから。メンバーからは散々コンビ名がダサいと言われてきたが、結局そのまま定着している。
事あるごとに正門が「大晴は一番顔がタイプ」と言ってファンを震撼させてきた。同期で正門の方が年上なため、厳格な態度で福本を叱る姿もあった。一方で福本も突然に毒づくなど、 飴と鞭が同居する関係性。
二人でライブの演出やセットリストの構成を担当していた。


×末澤誠也 【コンビ名:すえちぇ】
直属の先輩後輩関係。一度だけシンメ*7にもなった。
直属の後輩のためなかなか緊張感が拭えず末澤に対して遠慮が見られたが、いつしか末澤の踊り方を真似したり、自分のかわいいところを言ってほしがったりするなど距離が縮まっていった。末澤は福本を「昔の俺と似てると思っていたけどあいつはもっと繊細」と言っており、福本の本質を含めた理解を深めている言動が多い。


×草間リチャード敬太【コンビ名:チャイパー】
「リチャ」と福本のギャグ「ワイパー」を足した名前。
末澤と同じく直属の先輩後輩仲だが、リチャードは優しく見守るタイプ。話を聞いてほしくて息巻くように話す福本に「うんうん」と相槌を打って先を促す。福本には雑に絡まれてもなんだかんだ受け入れるリチャード。
一時期は共演NG説が囁かれるほど同じ仕事がなかったが、ラヴィット!で二人してオフロシュランの準レギュラーの座を獲得するなど、次第にロケ仕事も増えた。


× 小島健【コンビ名:ビバちぇ】
小島の「ビバ!」と福本のあだ名「たいちぇ」から。生まれ年も地元も同じ二人。
初めてたいちぇ呼びをしたのが小島。小島から大晴呼びされるのがさみしい、たいちぇ〜って呼んで! と言ったり、しきりに小島が福本をかわいいかわいいと言い続けていた時期には「もうかわいい禁止!」と憤慨したり(そんな福本のことをまたかわいいと言う小島)、まるでバカップルのような会話が伝説になっている。小島の大親友。



× 佐野晶哉【コンビ名:さのちぇ】
Aぇの五男である福本が唯一兄の顔をする(佐野が兄をさせてあげているという説もある)相手が末っ子の佐野。「やればできる」秀才&天才コンビ。
なごやかでまったりした会話の中に福本のボケや佐野のツッコミ(ときおり逆転する)が入るなど緩急もある。また、福本が佐野にプロレス技をかけたりだる絡みするなど2歳差らしいリアルな兄弟感も強い。


・年下組
小島、福本、佐野の年少三人組。基本的にやんちゃで騒がしく、常にわちゃわちゃしている。
末っ子の佐野に小島と福本が絡みにいって文字通りのプロレスごっこが始まったり、何もないところでゼロから遊びを作ったり。年上三人(末澤、草間、正門)はそれを後ろから見て笑っているが、いつの間にか末澤が巻き込まれて一緒に遊んでいることも。



✌︎ ✌︎ ✌︎ ✌︎ ✌︎


いかがでしたか?
Aぇ! groupの魅力はこんなものでは語りきれませんが、少しでもグループやメンバーのことを知るきっかけになれたらうれしいです!


彼ら5人は、5月15日に念願のCDデビューを果たします。
これからもでっかい夢と野望を背負って世界中に笑顔を届けていくAぇ! groupの応援をよろしくお願いします!!



デビューシングル『《A》BIGINNING』特設サイト





なお、追記事項や訂正などがあればマシュマロもしくはTwitterで受け付けてますのでお気軽にどうぞ!

Twitter
@59sh_BNch_

*1:少年忍者 織山尚大くん。正門くんが寵愛しているひとり

*2:なにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! groupの総称。2018年10月以前を指す

*3:誌面で末澤が「リチャードと付き合いました」と公言している

*4:『音ネタ王決定戦2020』で準決勝まで進出

*5:福本大晴、福井宏志朗の仲良し4人組。帰宅する方面が同じだった

*6:アイソレーション。身体のパーツを独立して動かすダンステクニックの一つ

*7:曲中の立ち位置が左右対象になること。二人セットとして扱われることが多い

失くしたくない記憶の保管

記憶は風化する。誰かが事実として残さない限り、それらはやがて消滅する。
だからわたしはここに記録する。あの時間、あの景色の断片を、未来に残すために。




2023年3月15日 福岡サンパレス
会場内の照明が落ちると、突沸した湯のような歓声が上がった。Aぇ! group初の全国ツアー『Aッ!!!!!! と驚き全国ツアー』の幕が上がった瞬間だ。

モニターに映像が映し出される。
ワゴン車に乗ったメンバー6人と日本地図、今回巡る地方の名所がポップなイラストで描かれており、6人の名前と顔が順に紹介される。
このOP映像は2パターンあり、オープニング時のメンバーが出てくる場所によって変わってくる。客席の1階扉から登場する場合があり、そのときには客席裏で控えているメンバーがリアルタイムで映されながら紹介される。

映像と音が終わった。
すぐにはじまったのは『Aッ!!!!!!』のイントロだ。と同時にステージの照明が付き、後方上段に設置された階段上にメンバー6人のシルエットが見える。スポットが集中し、新しいメンバーカラーの衣装に身を包んだAぇが登場した。
イントロ中に正門が会場を煽る。「俺たちと最高の思い出つくっていきましょう!」
ピースサインを掲げ、まばゆいばかりの笑顔で歌う6人。6色の客席も同じように揺れる。溢れる歓声。巻き起こる熱気。
頭サビが終わると同時にメンバーが階段を降り、ステージ前方まで出てくる。前回がアリーナ会場だったこともあり、ホールクラスはやはりステージの距離が近いことを実感させられる。近い。圧倒的に近い。
最初の立ち位置は下手から 小島 福本 正門 末澤 草間 佐野 とお馴染みの並び。末澤ばかり見ていたので感想が一極集中していくが、すえざわくん、しっろ ほっそ ちっさ。顔がいい。まぶしい。きらきらのお顔に両耳のピアスがよく映える。

このツアーOPが初着用の新規メンカラ衣装は、オフホワイトの地にそれぞれのカラーのダマスク柄が入ったジャケットタイプのものだ。友人曰くジャニーズ版USAGI ONLINE。気に入ってる表現なので転用した。
ド派手な装飾こそないものの、ジャケットのラペル(カラー)部分がギラッギラになっていたり、ベロア生地になっていたり、どデカいビジューパーツがこれでもかと付いていたりする。もちろん今回もジャケットの形や中のシャツのデザイン、ビジューの種類や配置などが個々に違っており、細部までデザイナー末澤誠也のこだわりが詰まっている衣装だ。

『Aッ!!!!!!!』の間奏では佐野が声出しの煽りを担当。
全編を通して言えることだが、ステージを縦横無尽に駆け回り、思う存分客席を煽っている姿を見れること、それに応えられる環境があってこそのライブだと改めて実感できた。


2曲目はメンバー紹介曲の『僕らAぇ! groupって言いますねん』。
声出し解禁に向けてC&Rをふんだんに盛り込んで作ったと佐野が言っていたが、前回のおてんとコンでは声出し解禁とまではならなかったために今ツアーが解禁だった。
念願のコールや歓声を受け、初日はまさまさが涙ぐんでいた。

曲中の小島のパートでは(既存のものも含め)毎回違う名言が登場するが、本当に何も出てこなかった回では「シューって音、興奮するよな」などと迷言が飛び出す場合もあった。
草間パートの好きな食べものはご当地グルメが上がることもしばしば。歌詞が2パターンあったが、どう使い分けられていたかは不明。
正門パートの「リア恋No.1 ギターの速弾きNo.1」で5人が鳥(?)になって舞う部分は、4月公演あたりからガヤが大きくなりはじめる。MCでうるさいと苦言を呈するもエスカレートし続けたため、オーラス直前の大阪最終公演では「みんなの心の実家ァ!」とキレ気味に歌っていた。
こうした悪ノリが出来上がるのもツアーの醍醐味であり、それで言うと佐野パートのセリフあとの「クッサ〜!」で全員吐くようなノリになったのもこのツアーで醸成されたため。
福本パートのギャグももちろん毎公演テーマが違うが、愛すべき低めの打率。かと思えば一部のメンバーのドツボにハマることもあり、その場合は笑いが伝播して後が歌えなくなることもあった。


3曲目は『Firebird』。Aぇオリ曲の一発目であり、結成当初から歌い続けているにも関わらず、この曲のイントロが流れた瞬間毎回変わらずにデカい歓声が上がるのがすごい。 もはやDNAに組み込まれているのかもしれない。
ちなみに首アイソレがモニターで抜かれるメンバーは日替わり。佐野の日はこっそり客席から笑いが漏れていた。
最近の気づきは、単独の現場での「熱くしてやるよ」は色気が炸裂するということ。合同の現場だと少しかわいさを交えているのがずるい。
なお末澤名物「かわいい子ばっかやな」はオーラスでのみ発動した。


ここで短めの挨拶MC。
正門→末澤→草間→福本→佐野→小島
年上組は一言のみで衣装替えへ。年下組はそれぞれC&Rを交えてユーモア溢れる挨拶を。
声出し解禁後初のライブのため、観客が声を出しやすいようなセトリ構成・煽りを意識して作ったということもあり、序盤から一体感のある盛り上がりになった。


続くユニットコーナー。
年上3人が同時に消えたことにより、もしや!? と予感していたものが的中する。

まずは正門・末澤・草間による『King & Queen & Joker』。狼煙あけおめでお目見えしたナイト版白衣装(世間の通称がわからない)を纏っての登場だ。
この曲の天才ポイントはまず歌割りがKing末澤、Queen正門というところである。パブリックイメージで言えばすえのりのこのパートは逆になるはずだが、Kingを末澤が、Queenを正門が歌ったことは大変な解釈の一致であった。欲を言えばQueen草間、Joker正門であればさらに趣深かったが。

そしてまざまざと実感するのがAぇのオリ曲はキーが低いということ。SexyZoneの初期曲は総じてキーが高いため、マカロン(特に正門)は歌いづらそうだった。
しかしその意外性が返ってとても良く、普段きらきらきゅるんをあまりしない年上3人で王道アイドルソングを歌うのは、かなり健康増進に寄与する結果となった。

曲終わりには末澤正門草間の立ち位置で3人がぎゅっと集まるのだが、正門がリチャ末の頭を抱きよせたり、末澤が正門をじっと見つめたり、すえのりが見つめあったりしていた。
このツアーでたまにある、すえのりチャンスその1がここだ。すえのりとは一体なんなのか。


年上組がセンターから捌けると同時に暗転、『君の彼氏になりたい。』のイントロがはじまる。ステージ上段に現れたのはそう、小島・福本・佐野の年下組である。
ついこの前まで大学生だった3人が、成熟しはじめた色気を武器にダンサブルなリア恋爆発ソングを歌うというこの狙い撃ち感。確実に仕留めてやろうという気概を感じる。
めろセリフ最初の「大好き」は佐野、「帰さない」はビバちぇのローテーション。前半公演では「うち来いよ」や「帰んなよ」などのアレンジがあり、毎公演年下組のオタクたちが倒れる姿を目撃できた。楽しい。

衣装は初単独前まで舞台いいますねんや焼き鳥歌唱の際などに着用していたエイトのBoNお下がり衣装だ。
年上がきらきら王道の白で年下がイケイケ色気の黒。このギャップとコントラストが非常にニクいユニットコーナーだった。


ここから怒涛のダンスパート1がはじまる。リハーサル期間から「めっちゃ踊るからしんどい!」と言っていたその全貌が徐々に姿を現す。

はじめに流れてきたのは『Party-Aholic』。センターのモニターの左右には幕が張られ、妖しげなサーカス小屋のようなセットがステージにせり出している。
頭サビを歌うとメンバーはセットの中へ。カメラがその後ろ姿を追う。薄暗い密室で歌う6人。
Bメロの終わり、ソファに腰かけた正門とその隣に座る末澤。正門の口元に添えられた人さし指が、「shhh...」のささやきと共に末澤の唇に移動するのが映される。
そのとき、ステージの一部を覆っていた暗幕が落ちた。瞬間、赤いシャンデリア衣装に着替えたメンバーたちがステージに現れる。本能のままに今Shall we dance……

わたしはこの演出がとても好きだった。衣装替えのためにつなぎで映像を使うことは多々あるが、それを曲中に組み込むのはサプライズ性があるしライブの流れも止まらなくて良い。ジャニーズらしい演出だなと思う。
ただ、セットと座席の位置関係により、どの会場であってもセンブロ以外の前列に入るとモニターの映像が見えない(暗幕が視界を遮る)のだけが玉に瑕だった。

ちなみに君彼からのパリアホで心配したのは福本担の情緒だったが、ものの見事に全員ここでやられていた。同情を禁じを得ないほどパリアホの福本大晴は大変にえっちなのである。あー舌出しは困りますたいせーさん。
もちろん他の5人も非常に妖艶で、間奏中に腹チラチャンスがあるのも良かった。日によって抜かれるメンバーが違うので、 こちらも公演数が多いからこそ楽しめる要素のひとつである。


続いては『My MP3』。なんと赤西仁の楽曲である。
これには本当に感謝した。クラブの雰囲気を醸すために選んだと福本が話していたが、この曲を引き出しの中に備えていたのがすごい。どこから引っ張ってきたのか。
EDMサウンドが心地よいMP3はこれまでのAぇのカバー曲の中ではかなり異色だったが、全員成人した今のAぇ! groupと楽曲の雰囲気がぴたりと一致した。激しく踊るわけではない、余裕と色気が必要なダンス。そして落ちサビで覗かせる激情。その起伏がとても良かった。


会場のボルテージを高めるのに選ばれたのは『WHIP THAT』。この曲で客降りがあったため、いまだにイントロを聴くだけで高揚する。
zeppのお見送りを除けば、客降りは初単独以来ということになる。縦ノリで会場を沸かすメンバーの姿を、ステージよりもさらに近い距離で見れたあのときの興奮と緊張は忘れられない。
毎回、客席の奥の方で埋もれる末澤を探すのに必死だったし、小島や草間は思った以上に"骨"という感じがして心配にさえなった。そういう、リアルを体感できるのが客降りの良さだと思う。


赤シャンデリアのジャケットを脱いだ小島が、白いシャツを羽織ってひとり、キーボードに向かう。繊細な指が鍵盤を滑る。興奮の熱が引かない会場を静寂に導く、切なげなピアノの音。

スローテンポによく似合う、甘い声で歌うのは『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』。
このツアーの裏テーマは「挑戦」。個人個人の新しいアプローチを随所に盛り込んでいる。小島の挑戦はこの君君でのピアノソロ伴奏だった。
小島の伴奏に合わせ、白シャツ姿のメンバーがぽつぽつとステージに現れる。6人それぞれの歌声が、やがて六重奏となってしっとりと切ないバラードを紡いだ。


ほっと息をついたのも束の間、急にサイレンが鳴り響く。モニターに現れたのは俺たちの永遠のマドンナ・ヨシ子。ここからは関西ジャニーズ伝統のゲームコーナーである。

今回は直近で行っていたガチネバのタイトルに掛け、『ガチでネバーエンディングなゲームコーナー』を開催。
各自の名前が書かれたロッカー型BOXに用意されたコスプレ衣装に着替え、ヨシ子の提示したゲームを行う。クリアできるまでライブ本編に戻れないという設定だ。

コスプレとゲームの内容はすべて日替わり。
コスチュームの種類は医者、ポリス、部活が主なローテーションであり、イレギュラーとしてガチネバ衣装とおてんとコンのソロ衣装の場合もあった。
基本的に各コスプレテーマに対し1人〜2人は女装(医者:ナース、ポリス:女性警察官、部活:チア)だったが、全員が女装の回もあり、その場合はかなりカオスな絵面になる。また、コスチュームは各公演ごとにメンバーの誰かが決めており、他のメンバーはその日着替えるまでどの衣装が用意されているか知らなかったという。

ゲームは主に、お題に対して全員の答えを揃える「以心伝心ゲーム」や、お題に自身が当てはまると思ったらロッカーから出てくる「BOXゲーム」、6人連続で滑ったら成功の「ギャグすべり」がある。
しかしコスプレの出オチ感が回を増すごとにエスカレートしていったため、終盤はもはやゲームがおまけになるという逆転現象が起きていた。


ゲームにクリアすると(しなくてもヨシ子が特別に許してくれるが)ガチネバ劇中歌の『ストーリぃ!』をコスプレ衣装のままで披露。
ガチネバでは末澤演じるゆうやへの応援歌だったため歌割りに末澤のソロパートがなく、ルンダ(草間)が担っていた落ちサビを末澤パートに変更していた。


そしてそのままの衣装でMCに突入。
気に入っているor好評のコスプレメンバー3人が残り、あとの3人が先に着替えにいくのだが、だいたいここで毎回すったもんだが起こるのが定番。

次の衣装は青ナポ。このあとのコーナーは日替わり曲の『日本列島ダーツの曲』のため、どの曲の雰囲気にも合う衣装と言うだけあって今回もここで着用した。
ダーツ曲は6人がそれぞれ1曲ずつセレクト。47都道府県の日本地図がメンカラで割り振られており、ダーツが当たった都道府県の色のメンバーが選んだ曲を披露する方式だ。
各色7ヶ所ずつ、緑だけ北海道があるため6ヶ所で均等に割り振られていたが、当たる回数はなぜか青がめちゃくちゃに少なくオレンジが圧倒的に多いという結果になった。
ダーツの選曲は以下の通り。

末澤   Naughty Girl / King & Prince

草間 夏のハイドレンジア / SexyZone

正門     恋をするんだ  / Hey! Say! JUMP

福本     I promise / King & Prince

小島      YOU / KAT-TUN

佐野      Street Blues / 関ジャニ∞

末澤のNaughty Girlは過去にAぇでやりたいと言っており納得の選曲。振り入れがかなり難しかったらしく、初回披露時には立ち位置についた際全員小声で確認し合う姿が見られた。
完全ガチャ要素のため、毎回リハーサルの際には必ず6曲ともリハしていたらしい。


後半戦は愛メドレーからスタート。
小島の「このコーナーでは僕たちAぇ! groupが日ごろ感謝しているファンのみんなに向けて愛を、愛を、愛を、愛を、愛を!歌にしてあなたに届けるコーナーでございます!」という紹介に乗せ、まずは『LOVE YOU ONLY』。サビでは突如現れる自転車に小島もしくは福本が跨り爆走、モニターに出ている愛ゲージがいっぱいになると後ろの風船が割れるというハチャメチャ演出があった。

小島「風船が割れるぐらい俺たち、みんなへの愛が溢れてるんです。でもこんなんじゃまだまだ伝えきれない!みんなが、好きすぎて」
次の『スキすぎて』ではスタンドマイクを立て、6人向かい合って歌う。末澤からはじまる間奏の「愛・愛 Love you」あとのセリフは日替わりだった。地方公演だと方言を交えたキュン台詞が多かったが、ネタがない場合PPAPが飛び出すなどわりと自由度高め。投げちゅーやぶりっこポーズの日もあった。
曲の終盤は佐野の暴走が定番化。末澤がターゲットになることが多く、姫抱きにされたりマイクを奪われたりしていた。

佐野「ここにいるみなさんのことがちゅきちゅきです」
オタクの需要を完全に"理解"っているAぇ! groupはここで『ちゅきちゅきハリケーン』を披露。頭サビ終わりの草間による「りゅちぇじゃなくて、リチャだよっ☆」はリチャ魔女を彷彿とさせるギャルみがあり最高にかわいかった。毎回リチャード無双曲である。

ちゅきハリ曲終わりの「付き合ってください」は福本。そのまま「いや、結婚してください」とプロポーズして『One Love』へ。
Aメロをすえのりが交互に歌うため、なぜか正門からモーションをかけて末澤がガチ照れする回や2人が見つめあって歌う回などもあり、強めのすえのりチャンスがあったのがこの曲。すえのりとは一体なんなのか。

LOVEメドレー最後の曲フリメンバーはすえのりランダム。
末澤「俺、やっぱりお前と付き合いたいかも。……知らんけど」
正門「みんなのことが本当に大好きです。君を幸せにする。……知らんけど」
等が観測された。
というわけで『しらんけど』。サビ頭の「大阪は今日も雨」は途中から地方名に変えるアレンジがあった。
間奏のコント部分「知らんのかい」のツッコミは末澤が一手に担い、ステージの上手から下手までを駆けまわって毎回全力で「知らんのかい!」を叫んでいた。


後半のダンスパートはインスト始まり。
末澤、福本、正門の3人はレーザーなどのライトを用いた幻想的なダンス。草間、小島、佐野の3人はモニターの映像と連動させたダイナミックなダンスで魅せた。

またここでも新規衣装を着用。アメカジとストリート感が印象的なワイルドなダークトーンの衣装は、わっしょいで見たときに遠目からでもミラーボールのようにギラッギラに輝いて非常に目立っていた。デザイナー末澤誠也、やはり天才の男である。


『Grandeur』は本家と違う振り付けであるものの、揃ったダンスが映える曲ということで6人全員がきっちり合わせてきた。
Aぇのダンスは個人の癖の強さをそのまま残すことがほとんどだが、この曲では敢えて揃えることを選んだという。その分振り入れも大変だったようだが、Aぇの新たなダンスパフォーマンスとしてのポテンシャルを見せた。

続く『RAM-PAM-PAM』でもゴリゴリに踊り、唯一の関ジュ曲である『ロマンティック』に繋げた。
ここでも客降りとC&Rがあり、ラストスパートへとさらにボルテージを高めていく。


客降りの間にステージにはバンドセットが。
福本が客席とメンバーに声出しを煽り、バンドコーナーへ。
サックスの華やかな音が響く。『Breakthrough』が始まった。末澤のシャウト、小島の煽り。
土台と芯がブレないバンドサウンドとメンバーの歌声、客席の歓声、会場全体の熱気。それらすべてが混ざり合って、Aぇのライブ特有の一体感が強固なものになっていく。


「この曲は一緒に歌ってください!」という草間の煽りで入った『ブラザービート』では、正門の「お前やろ? お前やろ? 今日の俺はほんまに怖い」や小島の「この間ショートケーキ俺のやつおまえ食べてたやろ」佐野の「見てたで」という関西弁アレンジが混ざってコミカルでかわいらしい。そしてギターを弾く末澤の表情が一番かわいいのもこの曲だ。

Aぇの強みは、本来バンド曲でないものもバンドスタイルで披露できること。その幅広さは他のグループには真似できない。

その真骨頂が『BANGER NIGHT』である。初見のとき、まさかこの曲をバンドでやるとはと度肝を抜かれた。
パワフルな重低音のリズムに、ギターを置いた末澤がマイク一本で立ち向かう。
狼煙単独からOZを経て、さらに歌声の厚みが増した末澤がボーカルで魅せる。かと思いきや、間奏に差しかかると、ステージ上段に登った末澤の足が力強く地面を蹴った。激しく舞い踊る。そう、JAMPですら振り入れに苦労していた難易度の高いこの曲で、末澤はソロダンスを披露したのだ。
鋭敏で美しい、激情を織り交ぜたダンス。しかも本家よりも倍の拍で音を取っている。テンポが速い。
末澤のダンスに続いて、サックスソロ、ベースソロと次々に各楽器がメロディを奏でる。
バンドをバックにダンス、もちろんボーカルも取る。このパフォーマンス方法は、歌もダンスもジュニアトップレベルの末澤がいるからこそ成立するものだ。


『勝手に仕上がれ』がはじまると、上手のお立ち台に末澤が足をかけた。華奢な手にはブルースハープ。軽やかに、歌うように、銀色の音が鳴る。
夢みたいだ。あのころライブで狂酔していた、関ジャニ∞のバンドサウンドに近づいている。
弾けるような輝かしい音を吹く目の前の男にわたしは打ち震え、その場で泣き崩れた。

末澤の「挑戦」はこのブルースハープだった。あとから聞けば、披露することが決まったのは初日の2週間前。約半月でパフォーマンスできるまでになるとは、さすが気合いと努力の男である。
「感覚で吹けるのが自分に合っている」という言葉通り、相性と天稟も共に結果を導いたのだろう。


そして、佐野による気合いの雄叫びと共に『PRIDE』のイントロが流れる。
正気か。ここでこれを歌うのか。末澤の額には汗が流れ、すでに息が上がっている。それでも彼は魂の限り叫ぶ。「まだまだいけるよなあ!?かかってこい!」
怒涛の熱気がぶつかり合い、大きな波を起こしている。感情を引っかき回す圧倒的な歌唱力。命を削ってステージに立つとはこういうことなのだ。このひとはこれが終わったらぶっ倒れるのではないかと思わずにいられない。


曲が終わると暗転、6人それぞれの挨拶に入る。
この間末澤は、いつもずっと肩で荒い息をしていた。他担から羨ましがられることも多かった、末澤無双タイムと呼ばれるバンガナ〜仕上がれ〜PRIDEは「毎回肺が壊れそうだった」と話すほど激しいパフォーマンスだ。それでも全身全霊をかけて最前線に立ち、オーディエンスを引っ張る姿はもはや神々しさすらある。
そんな彼を誇りに思うし、ずっとついていきたい、背中を押したいと思っている。

Aぇ! groupが紡ぐ言葉はいつもまっすぐであたたかい。
それがそのまま楽曲になっているのが最後の『ボクブルース』だ。メッセージ性が強すぎてセトリに組み込むのが難しいと言われていたこの曲が、6人初めての全国ツアーの最後を締め括るのに選ばれた。
これはひとつの意思表示のように思う。ボクブルース発表当時から何段も高い場所にいる今のAぇ! groupが、これからも戦い抜いていくための決意表明。

「世界が僕を裏切ったとしても 君は信じてくれるんだろう ここにいるAぇ! group(僕たち)の声を」
そう歌った6人は紛れもなく確かにそこに存在したし、それはこれからも変わらない。なにも嘘はなく、このツアーで見たものはすべてが真実だ。



このツアーは、前回のライブ『西からAぇ風吹いてます!〜おてんとさまも見てくれてますねんLIVE 2022〜』の裏テーマでもあった、"唯一無二"感をより強固にしたものだったように感じる。
セットリストの随所にかねてからやりたいと言っていた曲や演出が盛り込まれ、他のグループには真似できない構成になっていたと思う。既存のオリ曲も精度がますます上がっており、パフォーマンスの振り幅も広がっていた。
正直、今後はカバーなしオリジナル曲だけのライブをやるつもりで今回のセトリを組んだのではないかと感じたほど、ジュニアとしてのAぇ! groupの集大成を思わせるライブだった。新たな可能性を見せられた分、今後が楽しみになったことも間違いない。

この全ツは、Aぇの現場の中で1番好きなものだった。
初単独もサマスペも大好きだったけれど、それらを軽々と飛び越えるほど本当に最高なライブだった。
それが6人最後のツアーになってしまったのが本当に悔しい。今後これ以上は明確な形として世に残ることがないのかもしれないと思ったら、悲しくて悔しくてこの文章を残した。
初日からもうすぐ1年が経つ。記憶は風化していくばかりなので、もしかしたらどこか違っている部分もあるかもしれない。そんなときはそっと教えてくれたらうれしい。


2024年、6年目からのAぇ! groupは5人で歩んでいく。
それはもう紛れのない事実で、いくら嘆いても変わらない。
けれどわたしはAぇがAぇである限り、彼らの歩みを見守っていきたい。もう後がないのも、Aぇしかないのも、同じだから。

どうか、明るい未来が今後の彼らの行く道を照らしてくれますように。

Aぇ! group 結成5周年 おめでとう

眠れぬ雨夜の処方箋


誰に向けているでもない、自分の思考の整理のためだけに今の気持ちをここに記す。


しんどい。毎日しんどい。
よろこびと、かなしみと、くやしさが、代わる代わる打ち寄せては心の奥底に澪をつくって引いてゆく。

よろこび。
新たな仕事が決まるというのはうれしいことだ。
小島の主演ドラマや正門のサタプラ就任、それに付随したテーマソングの発表、雑誌の表紙など。
うれしい。とても喜ばしい。
けれど、一拍おいたそのあとに、「しかし」の感情がやってきてしまう。


不穏な空気はツアーが終わった6月ごろから漂いはじめていた。
文春がAぇのデビュー確実という情報を流した6月下旬。当時は詳細など明かされていなかったが、後日判明した内容としては、バレーW杯のサポーターに就任予定だったとのことである。しかしその後、ジャニー氏の性加害問題を鑑み、くだんの件は白紙になったというのだ。

この記事が出たときはそもそも全てが誤報だと思っていた。
ゴシップ記事の中では信憑性のある文春が報じた内容だったとしても、真実味があまりにも薄かったし、話題作りとして利用されただけだろうと考えていた。デビュー確実の話が虚偽だったとしても、その後「白紙」という情報を流せば結果論としてそれらしく成立もする。
内部の機密情報を流す人間がAぇの周囲にいるということを受け入れたくなかった、というのもある。

そしていまだに文春が流したこれらの情報全てが、何が真実で何が虚偽なのか、我々にはわかっていない。


だから、そもそもデビューなんてまったく決まってなかったと思っていた。思いたかった。
けれど9月になって、新たなAぇの仕事が発表されるたびに、「Jr.としては異例」であることが続いて目眩を覚えるのだ。

小島の主演ドラマ、それの主題歌がAぇなのはまだ前例があるからわかる。
だが正門のサタプラ就任は?そのテーマソングがAぇなのは?
同時期に新曲が2曲も発表になり、そのどちらにもタイアップがつくなど異例だ。
仮にW杯の応援ソングがデビュー曲であったとしたら、2ndシングルとしてタイアップ付きの両A面を出す予定だった、という道筋は大いに考えられる。

上半期から続いていた、全国枠のTV番組へのゲスト出演ラッシュも、雑誌の表紙ラッシュも、なにわのデビュー発表前後を彷彿とさせる慌ただしさだった。


さらに11月に入ったいま、冬のJr.の現場が続々と発表されている。
12月にボイビ、アンビ以下のオリ劇、
1月にHi美を含めた東京Jr.の帝劇、
そして「関ジュのあけおめ」と銘打ち、年明けにりとかん以下の城ホあけおめ公演が決まった。
このどこにもAぇ! groupの名前がない。

さすがに来年あけおめに出られたら、それはそれでなんでやねんとなるので出演しないこと自体はいいのだが、そもそもジュニア内でのAぇの立ち位置とは、と困惑を隠せない。
現場のスケジュールはおそらく半年以上前からプロジェクトとして動いているはずだ。デビューを見越してAぇをJr.として扱わずに現場の予定を組み込まれていたのなら、と考えずにはいられない。


しかしこれらの悲嘆はそもそも憶測の上でしか成り立っておらず、ifの世界線を考えたところで何にもならない。
本当にデビューする予定があって、それが立ち消えてしまったのかどうかすらわからない。
わからないけれど、「そうだったかもしれない」という可能性が顔を覗かせるたびに「もし何事もなくデビューできていたら」と考えてしまう。

新しい仕事や新曲があるのは素直にうれしい。
けれど、打ちよせる「うれしい」という感情の中に混じるこういったくやしさが、澪を引き、泡沫になって消えてゆく。


そうしてこれらの根底には、「今後本当にきちんとデビューできるのか」という泥濘とした不安がいる。

そもそも不安と言ってしまえば、オタクなんかよりもメンバーたちの方がよほど不安なはずだ。
事務所の形態が変わり、現時点で新事務所の名前すらも決まっていない、運営方法までも定まっていないように見える、このもやもやとした圧倒的不確定要素に取り巻かれているのは、紛れもなく彼ら自身なのだ。

それが明確になったのが、11月4日に更新された佐野のブログだった。

前日の銀杏祭へのサプライズ参加は、ファンの間で騒然となった。当然彼らはさまざまな声を目にしただろう。
その中で佐野は、ファンの心情に優しく寄り添いながら、たくさんのメンバーの写真とともに丁寧な言葉で経緯や想いを綴っていた。
以下はその中の一節だ。


色んなことが無くなって
でも人前に立ちたくて
何かしたくて
何かしないと、と
6人で相談してチャレンジした場所です。

Aぇぶろぐ 佐野晶哉
2023年11月4日(土)20:00


この文章が、いまの彼らを取り巻く全てを物語っているように思う。


「色んなことが無くなって」

一体どれだけのものを失わなければならなかったのだろう。
我々が認識しているのはきっとほんの一部で、彼らが見ている世界はもっと壮絶なのだ。
アイデンティティさえも奪われかけ、それでもなお歩みを止めず必死に足掻き、高みを目指して登り続けている。

現状で事務所にどうするのか、と迫ったところでどうしようもないのはわかる。
だが時間がない。時間がないのだ、こちらには。
アイドルは有限だ。来年の8月に自担は30歳を迎える。悠長に待っている暇はない。アイドルとして歩む人生を、少しでも長く輝かしいものにしてあげたい。


先日発売されたananで末澤はこう言っていた。

結成からもう5年。早く次のステップに行きたいです。

まだわからんことが多いんですけど、今まで通りやっていきますし、1日でも早くみんなに安心してもらえるように頑張らなあかんなって思います。

anan 2371号


この言葉を言わせなくてはいけないのがとてもつらく苦しい。なにもできないことがもどかしい。

だって彼らは頑張っている。ずっと。ずっと。もうずっと。
人生の半分以上をアイドル業に捧げているメンバーだっているのだ。その頑張りが報われる日が来るのはいつになるのか。


何かを恨むことさえできない。
できるとしたら、好奇の目で勝手なことだけを言い、不要なところへまで延焼させた世間を唾することくらいか。


この世界は、上にいけばいくほど風当たりが強くなる。
天気は変わりやすく、晴れて目標地点が明確に見えていたはずが、急に霧や暗雲が立ち込めて目指す場所さえわからなくなる。
足場は不安定で、少しでも足を踏み外せば命さえ危ういこともある。彼らはいま、そんなところを歩いている。


先のananでメンバーたちはこうも話している。(一部抜粋)


末澤「俺らがやることは変わらないので、変わらず応援してくれると嬉しいです」

佐野「直接声を届けられる場がないので、不安になることもあるかもしれないけど、これまで通り、また会える日を楽しみにしながら、応援してください」

福本「あまり深く考えず、お互いに今の関係でいられたら嬉しいです」

草間「みなさんには、楽しいことだけを考えていてほしい。心配されると、こっちが心配になっちゃうので」

小島「喜んでくれる人がいるなら、僕たちは何でもしますし、向き合っていきます」

正門「ありがとうの一言に尽きますよね。Aぇ! が夢を描けるのも、未来について話せるのも、みなさんがいてくれるから」


どんなに深い不安の中にいたとしても、ファンの前に立つとき、Aぇはいつでも笑っている。
大丈夫だからと、安心してついてこいと、優しく力強い言葉で手を引いてくれる。

だから、その言葉を胸に、明るい未来を信じて先をまっすぐに見据えるのだ。
物事はすべて良い方向にしか動かない、はずだ。
きっと良い結果になるに違いない。


冬が、はじまろうとしている。

きみの好きなところ、29個分。


末澤誠也くん、29歳のお誕生日おめでとうございます。

ラスト20代。
紆余曲折の多かった、波乱に満ちた20代だったと思います。けれどその日々が、あのころの努力が、涙が、今の末澤くんをつくりあげているんですね。
不屈の精神でステージに立ち続けてくれてありがとう。20代最後の1年が今までで一番輝かしい歳になることを心より願っています。
そしてなにより、どうか心身ともに健やかに過ごしてください。


今回はそんな29歳にかけて、末澤くんの好きなところを29項目挙げてみました。
もちろん末澤くんの魅力はこれだけではないので、ここに書ききれていないことも星の数ほどあります。もしよければあなたの思う末澤誠也くんの魅力、好きなところもコメントで教えてください。


1.顔
まずなんと言っても顔立ちが素晴らしくうつくしい。
甘さと涼やかさと鋭さが三位一体となって、さらに中性的かつ子犬のような、子狐のような面立ちをしているのが芸術作品のよう。かわいくてきれいでかっこいい。パーフェクト。


2.目
末澤くん自身、自分のチャームポイントに挙げている「目」。意思の強さを思わせる、くるんと大きくつりあがった双眸には、いつもまばゆいばかりの光がきらきらと宿っている。あの力強い目にまっすぐ見つめられてしまえばもう、心臓を射抜かれて膝から崩れ落ちるしかない。
かと思えば、オフの瞬間に見せる凪いだ波のような穏やかさのある目元には包容力さえ感じられ、グループの年長者としての貫禄を思わせるのだ。


3.鼻
すらりとした形のよい鼻梁は、絹のように柔らかな面立ちの中で大きく主張することなく存在している。そのうつくしさが本領を発揮するのが、彼の横顔である。
鼻根から鼻尖まできれいに一直線を描き、ツンと持ち上がった鼻。シャープな輪郭があらわになる横からのアングルは彼の凛々しさがことさらに際立つのだが、それに一役買っているのがこのすっとした鼻なのである。


4.髪
宝石のようにまぶしいハイトーンカラーからしっとりと艶やかな漆黒まで、どんな色に染めても彼の魅力を引き立たせる髪。2、3週間に一度は美容室でケアをしているだけあって、どれだけブリーチを繰り返していてもしなやかさと軽やかさを失わない。
「女の子の髪が傷んでいるのを見るともったいないと思う」という言葉からも、彼がヘアケアにこだわっていることが見てとれる。


5.手
節くれだったところがなく、すらりとなめらかな手。艶やかかつ繊細な表現で定評のある末澤くんのダンスは、この巧緻な手指なしでは成立しない。とろみのある柔らかな肌と相まって優しい印象を持たせる彼の手は、石膏像のようにうつくしい。
手の甲まで隠した袖から覗かせる指先ですら、あざとさよりも可憐さが先行するのだから罪である。


6.腕
しかし彼の腕は、華奢で繊細な印象の手指とは違い、しっかりとした筋肉の筋を見ることができる。フリップを抱えて書いているときに特によくわかるので確認されたし。
全体的に中性的なイメージを持たれやすいが、骨が細いぶん、パーツごとに見ると筋肉が際立っているところも多い。実はしっかりと男性的な体つきであるのも、ギャップとして魅力的。


7.喉仏
そんな「男性的」な部分として最も象徴的なのがこの喉仏だろう。現場の場数をこなすごとにしっかりと太くなっている喉に大きく隆起した骨はとても色っぽく、笑うとき、歌うとき、その存在が大きく主張する。
横からのアングルが芸術的にうつくしいのは、こういったちいさな曲線を描くパーツが多いからでもある。


8.黒子
その喉元にさらに色気を添えている黒子。喉仏にある黒子は大橋和也くんに「噛みつきたい」と言わしめるほど(?)人を狂わせる魅力を持っている。
また、ときどき見える右目の黒子はひときわキュートで、人さし指の横や足の裏など、普段目につくことの少ない場所にある黒子を見つけるのは、秘密を知るようでくすぐったい気持ちになる。


9.足
最近よくメンバーの中でも話題に上がる末澤くんの足は、前腿の張りも無駄な脂肪も体毛も一切ない。加えて、ふくらはぎはサッカー部時代の名残でしなやかな筋肉がついており、彼の俊足の要になっている。京セラや東京ドームの花道を疾く馬のごとく走れるのは、この力強い筋肉を持つ足があってこそ。


10.骨格
末澤くんの骨は細い。とにかく細い。すべてにおいて華奢だ。特に横を向いたときの肩の薄っぺらさに注目していただきたい。少しでも強く抱いたら壊れてしまうのではと危惧するのもやむを得ないほどだが、彼自身はそれをあまりよく思っていない。近年は身体づくりに精を出しており、上半身も以前よりしっかりと筋肉がついて逞しくなっているのだが、線の細さは相変わらずだ。


11.声
末澤くんの強み、個性としてハイトーンボイスは1行目に挙げられるものだが、彼の声はそれだけではない。歌唱時以外でも末澤誠也の声は多彩である。
パンと張りのあるツッコミ時の高音から、ミサワさんや女装した榊を演じたときの女性のようなかわいらしい声、せーちゃんやマイケルを演じるときの少年性が強い声、狂犬を発揮したときのドスの効いた声など、年齢も性別も多種多様に表現している。
グレショーでは最も多くの役をこなしてきているが、それはこの声による表現力の幅広さがある所以とも言えよう。


12.つっこみ
ツッコミの早さは頭の回転速度に比例する。f8のメンバーに言わせれば「末澤は賢い」のであり、誰もがわかりやすい模範的なツッコミのワードを瞬時に打ちこむことができる。
同じツッコミの立ち位置にいる正門が語彙力ツッコミであるから、こんなところも真逆のダブルセンターとして対称的なのである。


13.歌声
歌声は話し声にも増して表現力に広がりがある。
氷砂糖のように凛と輝く歌声、バニラアイスのように甘く包みこむ歌声、激情を煽る熱く力強い歌声。説得力と安定感を持って、観るものすべてをその歌の世界に引きずりこんでしまう。
ギターよりもブルースハープの方が合っていると語る末澤くんは、間違いなく感覚型。その彼の感性が赴くままに歌う姿は、センシュアルですらある。


14.ダンス
歌と共に定評のあるダンス。末澤くんの踊りはかろやかでありながら優美で鋭い。
かかとに羽根が生えているのかと思うほど軽快なステップとは裏腹に、全体のパフォーマンスは一挙手一投足、踊るたびに花びらが舞っているような錯覚を起こすほど華やかだ。また、指の先まで神経を張り巡らされたダンスは儚く、ガラス細工のように繊細かつ鋭利。足を曲げる角度や首のアクセントの付け方など、すべてにおいて計算され尽くした完璧な美がそこにある。


15.表情
瞬きをする間にくるくると変わる表情はまるで万華鏡のよう。一瞬たりとも同じ表情などなく、ひとつも逃したくなくてずっと見つめてしまう。
少年のようないたずらっぽい笑顔は愛らしく、寝顔はあどけなくていとおしい。驚いたときに一際大きくなる双眸や雄弁な眉。伏目がちに踊るときの妖艶さ、力強い言葉で周囲を引っ張るときの凛々しさ。ふわりとほほえむ慈しみの面持ちは聖母を思わせる。さらに、静謐な湖畔のように澄ました表情で佇んでいるときもあれば、バンドナンバーで激情を露わにすることもある。
枚挙にキリがないが、その一瞬一瞬、どれもが輝きに満ちあふれているのだ。


16.演技
末澤くんは、役柄への理解とその表現力がすさまじい。
演出家に求められているものを素早く理解し、自分の中に落としこみ、昇華、表出させることに長けている。納得できなければ、自分が納得できるまでとことんぶつかる。それは常人には成しがたいことだ。
一度は演技のみの道を志すこともあっただけに、彼は「役を演じる」ことにとても真摯だ。ゆえに末澤くんが演じるキャラクターたちはみんな深みと個性があって、どれも生き生きとしている。
共演した演出家さんが口を揃えて「理解が早くて助かった」「演技にとても熱心」「良い役者、また共演したい」と言っていることからもそれが窺える。


17.神戸弁
神戸弁はそもそも方言かわいいランキングの上位だ(弊社調べ)が、末澤くんから放たれる神戸弁はいっとうかわいくて胸が狭くなる。「あー覚えとう覚えとう!」「またなんか話そうとは思っとうけどね」「くじ引きでやっとうかもしれへんし」
実家に帰っているであろう時期のヤンタンでは特に神戸弁が多く出てくるのでリラックスして話しているのだろうと見てとれ、逆に東京に行く頻度が高い期間や演技仕事の期間中は標準語混じりになるため少しそわっとする。


18.デザインセンス
Aぇ! groupのステージ衣装のほぼすべてを手がけている末澤くん。末澤誠也のエッセンスがふんだんに盛り込まれたデザインは、彼に似て常に華々しくきらびやかだ。令和のアイドル衣装にしては珍しく布や装飾を多用しているのが特徴で、裏話を聞くとグループカラーやメンバーそれぞれに似合う雰囲気、色、形を熟考して作られていることがよくわかる。
また、全ての衣装がジャケットを脱いでもカジュアルなステージ衣装として使えるように配慮されており、インナーのデザインまでこだわり尽くされている。


19.小指が立つ癖
リチャードくんに昔から指摘されている彼の癖のひとつ。どんなジャニーズのダンスであっても、小指を立たせれば末澤誠也流の振付けに早変わり。ピースサインでもうっかりすると小指が完全に曲がりきっていないことがある。また、ライブ中に汗を拭う際や髪をかきあげるときにも小指がぴょこんとしている。
最近発見した、マイクを頻繁に握りなおすという癖も非常に好ましい。


20.舌ペロ
こちらは丈橋に「すえざわ、舌出しすぎちゃう?」と指摘されていた。
『Stray dogs.』等のパフォーマンスで大きく舌出しするだけでなく、『Firebird』のセリフ前などでもちろりと真っ赤な舌を覗かせてから妖艶に笑ったり、力の入る振りの前やバンド中にしたりとお目にかかれる頻度が高い。苦笑い、照れ隠しの際にも見られ、これは丈くんもよくしている印象。
また、口角を舌先で舐める仕草も頻繁に見られる。


21.ストイックさ
少しでも目を離したら、その隙に絶大な成長を遂げている男・末澤誠也。レギュラーの仕事をこなすだけでもかなりの仕事量なのに、その隙間でどうやってそんなスキルを手にしたのかと、ライブに足を運ぶたび驚かされて心臓が保たない。特にここ1〜2年のスキルアップのスピードは驚異的で、2022年のプロフィール「成長し続ける末澤誠也に期待して下さい!」を体現し続けている。
たとえば今年の全国ツアーで初めて披露したブルースハープ。急遽演奏することが決まり、初めて手にとってから練習する期間が1か月しかなかった中でのパフォーマンス。覚悟、気合い、とたびたび口にしている彼だが、そこまで自分を追い込めるだけの屈強な精神力が凄まじい。


22.誠実さ
嘘がつけない。それは彼の美徳だ。だからこそ誰に対しても真正面から対峙し、ときにはメンバーと意見の衝突さえも起こす。
けれどもそれは、彼が他人にも、そして自分自身にも常に正直に生きているという証拠なのだ。弱い人間は己に嘘をつく。彼はそれを絶対にしない。また、過去の自らの振る舞いに対して「良くなかった」と認められる柔軟な心の持ち主でもある。


23.不器用さ
とはいえ、嘘をつけない性格というのは決して器用な生き方ではないだろう。日本独特の風潮に加え、芸能界では特に、のらりくらりと躱して上手く取り繕うことが必要な場面も多いはずだ。年長者からの評価が二分されがちなのは彼のこういった性格も理由のひとつだろうし、懇意にしているスタッフからも「末澤は生き方が不器用」と言われている。
しかし、そんな愚直なほど真っ直ぐなひとであるからこそ、周囲は彼に惹かれ、愛するのだ。


24.余裕
常に冷静に状況を見極めながら、己の立ち位置を変えたり周囲に指示を出すことができる。それはなにより心にゆとりがある証だ。
最年長だからこその余裕を垣間見れる瞬間もある。YouTubeの駅名看板回にて、相手チームに負けていないか不安がる大晴くんに「大丈夫よ」とゆったり笑いながら悠然とハンドルを握っているシーンは非常に印象的だった。グループの精神的支柱になっているのも頷ける。


25.チャラさ
派手な髪色と全身を飾るアクセサリーたちは、もはやアイコニック的な要素。
女性の扱いに手慣れていそうな雰囲気から生まれた「恋愛特攻隊長」の異名と「聖夜様」のキャラは、末澤くん自身のセルフプロデュースが功を成した結果と言えるだろう。
亀梨和也木村拓哉を降ろしているときの末澤誠也を前にしたら、もう誰もまともに立ってなどいられない。


26.品の良さ
末澤くんの魅力は、相反する要素を複合的に抱えてるところにある。これもそのひとつで、先述したチャラさと品の良さが共存しているのが人を狂わせる大きな要因である。
チャラさが後天的なものであるなら、内面から醸し出される上品さは生まれついてのものだろう。まばたきやふとした仕草に雑な感じがまったくなく、洗練されている。彼の纏うハイクラス感は生まれ育った環境で無意識下に培われており、そんなバックグラウンドも少女漫画の主人公と言われる所以だ。


27.真面目さ
見た目に反して、の枕詞には、もうひとつこの「真面目さ」が修辞されるのではないか。
一番有名なのは高校時代の生徒会長エピソードだが、他にも大学をフル単で卒業していたり、10分前には必ず現場に入り、自宅を出る1時間半前には起床しているという徹底ぶりなどは、彼の本質的な性格を表している。
またボーカルパフォーマンスやバラエティの参考のためにバンドやお笑い芸人のYouTubeも視聴しており、仕事に対して研究熱心な姿勢もよく見られる。


28.情の厚さ、面倒見の良さ
末澤くんは、自分のテリトリーに入れた人間のことはとにかくよく面倒を見る。親友のような存在である丈くんとのやり取りや、今江大地くんが話すエピソードからも垣間見ることのできる人間性だ。
「年下や後輩は苦手」と言いつつ最近は東西Jr.からも慕われて(イジられて)いるが、関わりを持ちたいと思っている後輩を決して邪険にせず、受けいれてあげているからこそ今の立ち位置があるのだろう。
グループへの愛はなおのこと深く、周年ごとにステッカーを作ったり、6人揃いのマグカップを作ったり、ことあるごとに「6人でお揃いにしようや!」と言い出すのが彼である。


29.甘いもの、かわいいもの好き
世界最大のかわいいギャップ。某クマと末澤以外にも、ananのパンダのぬいぐるみを気に入っていたり、じょうぬいを手元で遊ばせながらなにわの見学をしていたりするし、ぬいぐるみを持たせたら必ず彼らの手を取ってお手ふりさせたりもする。足もとに転がってきたさのぬいを、わざわざ振り返って拾って持ち主に手渡してあげたりもする。愛犬家でsenaちゃんを溺愛しているのはもちろん、ロケ先などにいるわんちゃんや動物たちとも楽しそうにふれあっているところから、本当にかわいい生きものが好きなことが伝わってくる。
また、3時のおやつが出る実家ではトゥンカロン琥珀糖など和洋関わらずスイーツを食べているし、自分でもドーナツやプリンを買いに行ったりするほど甘いものが好き。舞台稽古中のご褒美はちょっとお高めのエクレアだった。

去年以上に様々な現場でお誕生日を祝われ、たくさんの美味しいものが食べられていることを願っている。


29歳の末澤くんが毎日幸せでありますように。


「ブス」という笑いと女装コンテンツのあり方について


Aぇ! groupの初めての全国ツアー、めちゃくちゃ楽しい〜〜〜!!!

セトリ最高、構成最高、演出最高、Aぇ最高!
まあ例の虚無タイム*1についてはいろいろあるけど、それ抜きにしてもまじで楽しいし今までのAぇのライブで一番好きです。今まで初単独がいっちゃん好き〜〜!とか言ってきたけど超えちゃった!!!
たくさん楽しませてくれてありがとう。

だからこれを書くか本気でずっと迷っていました。
迷ってたんだけど、書かないままでいるのはなんか違うし自分の中でうまく消化もできないので筆を取りました。
主題はひとつです。


女装したメンバーを「ブス」って笑うの、そろそろやめん?



ひとまず経緯についてお話しします。

ネタバレしたくない人には申し訳ないけれど、今回ゲームコーナーでメンバー全員がコスプレをします。
コスプレのお題は複数あって、今現在で言うと警察官、医者、部活動のいずれかがほとんどです。あと一度だけガチネバの衣装も着たことがある。

で、そのお題の中で必ず1〜2人は女性ものの衣装をあてがわれるわけです。
警察官なら女性警察官とミニスカポリス、医者なら婦長さんとナース、部活動ならチアガールといった具合に。
衣装はランダムのため、どのメンバーがどの公演で女装をするかはわからない。衣装は固定じゃないってことですね。
それでメンバーによって似合う / 似合わないが出てきて、似合わないメンバーはオチと笑いの対象になるわけです。

ここまできたらもうなんとなく想像つくと思いますが、女装メンバーはほぼ確でオチ担当になります。
そうすると、結構な頻度で女装しているメンバーに対して「ブスやな!」とか「キッッッツ!」というような言葉が発せられるんですね。Aぇ担ならおわかりでしょう、名言塾のあの感じです。「ちょうどいいブス」みたいなあれ。

もちろんこれはいわゆる「その場のノリ」「ジョーク」「笑い」「ネタ」であって「本気で罵倒する言葉」ではない。
でも、果たしてこれは本当に「おもしろい」ものなのだろうか。
わたしはそうは思えなかったのでこれを書いています。

なぜ女装で笑いを取ることがおもしろくないのか、3つの視点に分けて考えてみました。


視点1:女装メンバーの該当担


シンプルに自担がブスって言われてるのイヤじゃない!?

だって自分の担当は世界で一番かっこいいしかわいいし愛しいし尊いし大切な存在だから。少なくともわたしとその周りはそうです。
自分の好きなひとや好きなものを、けなされるとまではいかなくとも、悪く言われて平気な人はあんまりいないはず。

もちろん、「いやわたし別に顔好きじゃないし、好きな顔なら他にいるし、確かに女装似合ってなくて不細工やしおもろい」って人もいるかもしれない。それはそれでその人の推しスタンスだから良いと思う。
でもそうじゃなくて、自担のルックスがめっちゃ好き! って思ってるオタクにとってはわりとしんどくないですか? わたしはしんどかったです。だって女装してる自担めっちゃかわいいし。


大袈裟かもしれないけれど、自分の「好き」を否定されると、自分自身をも否定されているような気になってしまう。
好みはそれぞれあっても、それを誰かに否定される筋合いなんてないんだよなあ〜。

だからブスとか言うのやめようよ。メンバー本人は平気かもしれないけどそのファンは傷ついてるかもよ。


視点2:トランスジェンダー


あなたの周りやAぇの現場に、トランスがいる可能性を考えたことはありますか?


トランスジェンダーとは、出生時に割り当てられた性と自認している性が一致していない人のことです。
たとえば、生まれたときは男性とされていても、自分のことはずっと女性として認識しているひとや、女性として育てられても男性として生きることを選ぶひとたちがいます。

Aぇの現場にいる人たちがみんな、生まれたときと同じ性別に見える格好をしているわけではないのです。


女装とは男性が女性の格好をすることなので、トランス女性が女性の装いをすることは当然女装ではないのですが、男性に「見える」人が女性に「見える」格好をするという構造自体は似ています。

その構造を「ブス」「似合わない」と笑うこともまた、自身を否定されていると感じる人がいるかもしれません。

それはもはや、保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)を笑いにしていた時代と変わらないとすら考えます。


正直、我々LGBTQ+の人間は自分たちがマイノリティに属していることを多かれ少なかれ自覚していて、成人してある程度社会経験を積むと、マジョリティのちょっとした無自覚な発言や行動は受け流せるようになることが多い*2と思います。いちいち律儀に傷ついてたらキリがない。

なので、もしかしたらあの場にいたかもしれないトランス女性もトランス男性も、まあそういう笑いのパッケージだしなあ、くらいで受け流しているかもしれません。
でも、それじゃあ多様性ってなんやねん! となるので、そういう可能性も視野に入れつつ、似合わない女装をブスだと笑うのはやめてほしい。


あと本旨からは外れますが、中には男性として女性の格好をしている方もいらっしゃるでしょう。女装が趣味の方もいますし、それを生業にしてる方もいらっしゃる。
そういう方々のことも否定しかねないのでは? と思います。混同することはあまりないのかもしれませんが。


視点3:ブスの呪いにかかった人


視点1とは逆になりますが、そもそも自担が「ブス」って言ってるところ見たくねえ〜〜〜〜!!!


あのね、ブスって呪いの言葉なんですよ、知ってます?

これは完全にわたし自身の話ですが、わたしは自分のルックスに全く自信がありません。どころか、好きなところなど一つもないです。顔面も身体も、すべてにおいてコンプレックスの塊です。
自己評価するなら下の中程度でしょうか。まあでもほんと見れたもんじゃないと思っています。お金があるならいじりたいところたくさんあるよ! 贅沢言わないから5億円ほしい。

鏡の中の自分を直視していると、不細工すぎて涙が出てきます。現場が近づいてくると自分がどんどん醜く見えてきてとてつもなく病みます。
人前に出れる精神状態じゃなくなるときもあります。それでも街中に出なきゃいけないときは、周りの人がみんなわたしを見て嗤っているように思えます。なにあのブス、きっしょ。え、やばいブス。

それでも、こんなブスでもマスクを取って一緒に食事をしてくれたり、遊んでくれたりする友だちがいるので救われます。ありがたい存在です。
あと、前述したようなヤバい精神状態はさすがに異常だという認識があるので(だいたい世の中の人たちそんなに他人の見た目気にしてねえ)、なるべくそういう自分の内面からは目を逸らして生きるようにしています。


でも、そもそもわたしがこんな自己評価を下すようになったのは、幼少期〜思春期に投げつけられた「ブス」「キモい」という言葉のせいです。
特に幼少期は体が小さく、当時から陰キャ丸出しだったので、男の子たちから頻繁に顔面の造形を中心に容姿をバカにされてきました。そしたらこの人格になりました。わたしってブスなのか。この顔見せたら人を不快にさせるんだな。なんで生きてんだ? うーん。

あの当時、おそらくは軽い気持ちで言い放たれた「ブス」という言葉は、わたしの心の中に落っこちて深いところに根を張り、やがて大きな木になりました。その木から落ちる言の葉はすべてわたしの容姿を否定するものです。そんな呪いにかかっています。

だから、わたしに呪いをかけたブスという言葉を、自分の好きなひとたちには使ってほしくないのです。



以上の視点から、女装したメンバーで笑いを取るのはやめてほしいなと思っている次第です。

あと、言われているメンバー本人たちがどう感じているかわからないので言及しませんが、もしかしたらひっそりと傷ついているかもしれないし。もしくは傷ついていることにすら気づいていないかもしれない。


もちろん、女装コンテンツそのものを否定するつもりはありません。先にも書きましたが、女装している末澤くんはめちゃくちゃかわいくてかわいかったです。語彙力。
ただ、その格好をブスだ似合わないだなどと言って笑うのをやめてほしい。

だって、Aぇは似合わない女装なんてしなくても笑いが取れるグループです。名言塾の「デビラブ」や「Aぇ! 剣乱舞」が良い例。しかも彼らのポテンシャルはいまやその程度ではありません。

それに近年、女性芸人の容姿いじりはほとんどなくなってきました。人の容姿で取る笑いはもう古いのです。


自分が持ちあわせていない価値観を理解するのはとても難しいことです。時間がかかるし、負担も大きいはず。

だけど、今はもう佐野くんの目を太いといじったりしなくなりました。リチャくんのルーツいじりも当初に比べれば格段に減ってきています。
自己紹介ソング*3が初出しされたときはひやっとしましたが、今回のツアーから変更されていますしね(ネ、ネタバレ〜!)。

そうやって少しずついろんな価値観を知って、多くの人たちから支持されるグループになったらいいなと思うし、そのために誰かひとりでも、このことについて考えるきっかけになったらうれしいです。


P.S. いやならオタクやめろの言葉だけは受け付けてません!!!!!!

*1:客降りから始まる回、なくなってほしい派

*2:全然そんなことない人もいるし傷つくときは普通に傷つきます。心無いことを言うのはやめましょう!

*3:『僕らAぇ! groupっていいますねん』のリチャードくんパートで、ルーツについて触れる歌詞があった

Aぇ! groupのさらなる飛躍を願う2023年

カウントダウンの秒針が動き出した。


そう感じているのはきっとわたしだけではないだろう。


22年9月、ぴあアリーナMMで催された『おてんとコン』(正式名称:西からAぇ風吹いてます!おてんと様も見てくれてますねんLIVE 2022)以降、Aぇ! groupはさまざまな雑誌でデビューについて触れられることが増えている。

関西を拠点に活動するジャニーズJr.のグループが「関東のアリーナ会場を自分たちだけで埋めた」という実績と自信はとても大きかったことだろう。

それに加え、横浜という東京からすぐに向かえる立地はメディアや業界の関係者を招待しやすい。Aぇ! groupの実力を認知してもらうには最適だったはずだ。
事実、あの4公演での関係者席は、ほぼ毎回のようにダークスーツを身に纏った人たちで埋め尽くされていた。



7月、『Summer paradise 2022』でのAぇ! groupの公演は中止になってしまったのだが、この振替公演として決まったのがおてんとコンだった。
これは「どうしても関東のアリーナで単独公演をさせてやりたい」というスタッフさんの熱意により、急遽取り計らってもらったものらしい。


正直なところ、もしサマパラがきちんと開催されていたとして、おてんとコンと同等以上のインパクトを残せたかと言ったら難しいように思う。

HiHi Jets、IMPACTorsという他グループの名前が並列する事務所のイベントと、完全に独立した単独コンサートでは、やはり後者の方が印象としては強く残るだろう。


また、「タイミング」としても大きいものがあった。

奇しくもおてんとコンの2日目である9月29日は、TravisJapanがデビュー発表をした日である。
この日の昼公演で末澤が発した言葉は、ずっと忘れないと思う。

やっぱりいいですね、ライブって。なんか、ほんまにやる度にそう思ってる自分がいますね。
みんなのおかげでステージに立つのが楽しいんやなって思わせてもらうし、もっと頑張らなあかんなっていうのも思います。


……なんかさ、いろいろ喋ろうと思ってんけど、さっきの『PRIDE』で忘れたわ(笑)。
いやでもさ、……上手く、伝えられへんから。なんかこう、なんていうんやろ、もう真っ直ぐな言葉で言うんやけど。

俺ら頑張るからさ、Aぇ! group。まだまだやから。

だから、頼むわみんな! みんながおってここにいるから。俺たち6人じゃできることって限られてるから。みんなの応援とかがあるから俺らはステージに立てるし、いろんな活動ができてるから。これからも、Aぇ! group信じて、ついてきてくれたら嬉しいです。

みんないつもほんまにありがとう。
Aぇ! group、まだまだいけます。まだまだ頑張ります!みんなに、ちょっとAぇ! group大丈夫? って思われるくらい頑張ります!!
だから、これからも全力で! ついてきてください。
本日は本当にありがとうございました。


客席の下から上まで、隅々を見渡してファンに伝えるその姿はとても自信に満ち溢れ、力強い表情だった。

「直接顔を見てファンに言葉を伝えられる貴重な機会だから」と、末澤はコンサートでの挨拶を大切にしている。

そんな彼だからこそ、この日ファンに向けて発した言葉の重みは大きい。
それができたのも、おてんとコンがこのタイミングで開催されたおかげだ。



そしてまた、11月に行われた『ドリライ』こと大坂城天守閣復興90周年記念「大阪城夢祭」のドリームライブも大きい。
このライブ中、明確に「カウントダウンが始まっている」と予感させることが何度もあった。


まずなによりも、ライブ中盤で発表された各コンサートの内容だ。
年始のあけおめコンサートの出演者に、Aぇ! groupの名前がなかったのである。

すでにAぇ! groupは、2022年12月から2023年2月までグレショーでの舞台ツアーが決まっている。
この日程では年末年始の公演スケジュールがごっそり抜けていたため、年末は今年もカウコンに出演、年始は2日〜4日あたりまでで関ジュのあけおめに出るのだろうと考えられていた。

あけおめコンサートとは、関西ジャニーズJr.が勢揃いして年始にコンサートを行うもので、毎年の恒例行事だ。わたしの初めて入ったあけおめが2008年だったので、もう10年以上続く伝統行事と言ってもいい。

その関ジュの伝統である、あけおめにAぇが出演しない。これがどういうことか。
もう、2023年の関西ジャニーズJr.の最前列はAぇ! groupではないということなのである。


騒然とする中、追い討ちのように続けて発表されたのがAぇ! groupの単独全国ツアー『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023 』だった。

ジャニーズJr.のうちに全国ツアーを回らせてもらえるグループは限られており、ひとつの人気・実力の指標でもある。
近年でいえば、2019年に(デビュー発表後ではあったが) SixTONES 、その同年になにわ男子、2021年にTravisJapanが行った。また、美 少年も今年の春に3都市を回るアリーナツアーが発表されている。

これはもはや確信的と言っても過言ではないのではないか。
関ジュ卒業を予見させるあけおめの出演者、そして単独全国ツアー。



また、ドリームライブのセットリストや歌割りの構成もかなり特徴的だった。

大枠の内容は以下の通りだ。

関ジュの全体曲3曲

各ユニット2曲ずつ

Aぇ+Lil

全体曲

MC(特技披露)

ユニットシャッフルコーナー

全体曲3曲

挨拶

全体曲

アンコール


これは関ジュの王道的セトリと言えるだろう。
そう、王道だった。ものすごく王道で、「最前列のグループ」が目立たないセットリストだ。

現状、関ジュの最前列はAぇだが、そのAぇ! groupが抜きん出たセットリストになっていない。強いて言えば、差別化されていることとして、オリジナルの楽曲を複数持っているLil かんさいがオリジナル曲とカバー曲だったのに対し、Aぇは2曲ともオリジナル曲だったということくらいだ。


Aぇが突出したセトリになっていないのは、ドリライ初日に彼らが出演しなかったことも関係しているだろう。1日目と2日目でセトリを大幅に変更するのは、若手が多い関ジュにはリスキーだ。

しかし、それを前提にしても、今年のあけおめのときのようにもっとAぇの特色を出す曲を組み込むこともできたはずだ。
今回はそうしておらず、全体曲はジャニーズWESTの曲2つを除き、関西Jr.のオリジナル曲に終始していた。


もう一つ印象的なのが歌割りである。

関ジュ全体曲のAメロやBメロは、だいたいその時代の最前列にいるグループの個人で当てがわれることが多い。
2021年まではなにわのメンバーにソロパが多かったし、2022年はAぇのメンバーがソロパを多く持っていた。

しかし今回、ほとんどそれがなく、代わりに目立ったのがAぇ! group +Lil かんさいという複数人で歌う歌割りだ。

その編成は序盤から一定している。
そして特にそれが顕著だったのが本編最後の曲『Dream Catcher』である。

この曲は今年の狼煙あけおめ公演でも最後に歌われているが、Aぇのメンバーのみだったところを今回のドリライではりとかんメンバーも一緒に歌っているのだ。

【】を狼煙あけおめで示し、その後ろに+で今回のドリライでのみ歌っているメンバーを表した。



熱く駆け抜ける姿を ただ、踏みしめる大地を【正門】+嶋﨑
まっすぐに受け止めて 僕らは何を想う【福本・佐野】+大西

時を切り裂く流れ星 ほら、あの日の思い出は【草間】+西村
震えるほど儚くこの手を導いた【末澤・小島】+ 岡崎・當間

聴こえるよ誰かの声が【Lil】
確かな声が【Bb】
扉を開けて。【Lil】
ほら見つめて。【Am】
一度だけの夜明けがここにあると【Aぇ】

サビ【全員】

Wow〜Yeah【末澤】+嶋﨑
To the future【草間】+ 西村
So Catch the dream【末澤・草間】+嶋﨑・西村

追いかけるほど離れてく 遠く消えそうな幻【Lil】
それでもまたこんな風に【Am】
分かち合えるものがあるのなら【Aぇ・Lil】

サビ【全員】


見づらくてすみません……



アンコールでの『大阪ロマネスク』でも同様のことが言えよう。
頭サビが正門+嶋﨑、落ちサビは末澤+西村→正門+嶋﨑だった。

正門と嶋﨑はグループのセンター、末澤と西村はグループのエースと称され、それぞれが似たポジションを担っている。その2人が同じパートを歌う様子は、まるで今後の関西Jr.の最前列をAぇ! groupからLilかんさいへと引き継ぐ、バトンパスのような形に見えた。



バトンパスで言えばもう一つ思い当たることがある。
『第22回 わが心の大阪メロディー』の出演者だ。

この大阪メロディには大阪・関西万博を取り上げるコーナーがあったのだが、そこにAmBitiousが出演していたのである。


関西万博といえば、2022年Aぇ! groupが機運醸成応援団に就任したことは記憶に新しい。
これ以外でも、Aぇ担はレギュラー番組の『関西ジャニ博』で関西万博の名前を毎度耳にしているだろう。

往々にして関西勢は大人の諸事情により万博関連の仕事に関わることが多いのだが、第22回の大阪メロディではAぇ! groupではなくAmBitiousだった。


なにわ男子では大西流星有識者懇話会の若者代表として委員を務めていた。
その万博の仕事をAぇが受け継ぎ、今度はアンビに引き継いだ形のようにも見える。




2021年11月12日、なにわ男子がデビューし、Aぇ! groupが初めて関西ジャニーズJr.の先頭に立ったのが翌22年1月2日。

この『THE BEGINNING 狼煙』というあけおめコンサートで、Aぇ! groupは確かな実感を掴んでいた。

そのころからだ。本人たちが明確に「次は絶対に俺たちがデビューしたい」と口にするようになったのは。


末澤曰く、「狼煙を経てようやく口に出して言えるようになった」という。今まで漠然としていた「デビュー」という像が、ようやくはっきりとした形で見えるようになってきた、と。
これは Aぇ! groupのメンバー誰もが、口を揃えて言っていることだ。「デビュー」という一つの目標の到達点を、明確に捉えられるまで近づいている。そしてそれを全員が同じように実感している。

さらに末澤はこうも述べている。「然るべきタイミングで言葉を発した方が、ファンの人に絶対伝わるから」と。
彼らは、デビューを明言するのは今のタイミングだと見定めているのだ。


今年、2023年のあけおめコンサートにAぇ! groupの姿はなかった。最前列にいたのはLil かんさいである。
岡崎曰く、Aぇが23年のあけおめに出演しないことは22年の5月には聞いていたそうだ。

つまり、その時点で水面下ではさまざまなことが動いていたのである。もちろんきっと今も。



そんな2022年を経て、2023年の彼らは現在グレショー舞台ツアー『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!!!!!!』の真っ最中である。

それが終わればグループ結成4周年を迎え、3月からはいよいよ初の全国ツアーがはじまる。
大阪公演が前半と後半の2回も組み込まれている今回。多かれ少なかれ期待してしまうところもあるが、まずはオーラスの北海道まで何事もなく、全員で完走できることを願う(なんせ44公演もある)。


2023年、Aぇ! groupがどのような飛躍を遂げてくれるのか楽しみだ。

ジュウロウにとってのコウについて考える回


急になんの記事やねん。


そうです、グレショーことTHE GREATEST SHOW-NENにて絶賛放送中の第14回公演『美しい人』についての話です。

各回の考察をすっ飛ばして気になるところだけピックアップしていくスタイルですどうぞよろしく。



さて、なんの予備知識もなしにこの記事を開く方はほぼいらっしゃらないと思いますが、念のためふたりの関係性のおさらいを。


末澤誠也演じるジュウロウは、『美しい人』の檻を監視する政府側の役人。
佐野晶哉演じるコウは、路上で絵描きをしていたが、施設に強制収容された美しい人のひとり。

ふたりは実は学生時代の知り合いであった。
コウは同性が好きなことでいじめに遭い、学校を退学した過去を持つ。その際に唯一味方になってくれたのがジュウロウだったといい、 コウは劇中で「そのときから僕は、ジュウロウくんのことを尊敬して崇拝してきました!」と熱弁している。


ジュウロウとコウは、『美しい人』の開園初日ですでに(うっすらとだが)お互いを認識していた。

それが確信に変わったのは、コウがリーと共に檻の外の人間と密会しようとしたある夜のこと。リーが物々交換のために声をかけた相手がジュウロウだったのだ。
相手が役人であることに気づいたリーはすぐに逃げ去ったが、コウはその場に佇む。
ジュウロウはコウとの再会を喜びつつも、役人の立場としてコウに「次見つかったら100パーセント銃殺される」と忠告し、その場を去っていった。

ジュウロウはこの時期にはすでに、人権を無視するような『美しい人』の政策に疑問を持ち、美しい人たちへ心が寄っていた。
そして、コウとの密会が公安警察の内川に見つかったジュウロウは、実弟であるゴロウの手によって銃撃され、『美しい人』の檻に収容されてしまうのだ。


足に深い傷を負ったジュウロウに対し、リーは役人を助ける必要などない、見せしめに吊し上げてやると憤る。
するとジュウロウは、銃創に苦しみながらも、初めてコウ以外の前で自分の本心を吐露するのだ。


「外にいるときから思ってました。檻の中にいる人たちの方が本当に美しい人たちやと。だから、わたしを美しい人の仲間に入れてください!」


ジュウロウを敬愛するコウの純粋な心。本当に美しい人になりたいと願うジュウロウの真摯な想い。
ふたりの気持ちに心を動かされたリーと部下、社長は、ジュウロウを仲間として迎え入れる。

こうして美しい人として檻の中で生きるようになったジュウロウは、やがてその謙虚で慈悲深い人柄を支持され、「ジュウロウ様」として崇められる存在になる。
ジュウロウ様はあらゆるひと(檻の外の役人でも)を赦し、病を癒す力さえ持つとされるようになったのだ。

そしてその様子を檻の外から監視するゴロウは言うのである、「おまえほんまはそんなやつちゃうやろ」と。



ここまでが今週10月8日放送回までのざっくりした内容です。


わたしが気になったのは2点。

・なぜジュウロウは美しい人に心惹かれたのか
・ジュウロウ様の立ち振る舞いはどこに由来するのか

結論から言いますが、これすべてコウくんの存在が理由では?


まず1点目の疑問。ジュウロウが美しい人にずっと惹かれていた理由。

あのA(かAぇかの表記は知りませんが)の檻にコウくんがいなかったら、ジュウロウはもっと確実に政府に忠誠的な役人でいられたと思います。
たしかに、そもそもゴロウよりもジュウロウの方が美しい人に対して友好的な態度で接していましたが、それは『美しい人』の政策が円滑に回るようにするための社会人としてのものだったように感じます。

※『』内での美しい人は、人権を守られた「人間」ではなく、「もの」あるいは「動物」のような扱いだと捉えています。


ただそこに、学生時代の同級生であるコウくんがいたから、ジュウロウは檻の中の人たちをただの『美しい人』とは思えず、「本当の美しい人」だと感じ、「自分もそうなりたい」と思ったのではないでしょうか。
だから、コウくんとの交流が深まっていくごとに政府への猜疑の念が強くなっていく。


現時点で本人から語られてはいませんが、ジュウロウにとってのコウくんはただの元同級生というだけではないはずです(本家映像観れてないのでもしなにか言及されていたらすみません)。

ジュウロウはコウくんのことを「よく知っている」と話していましたし、そもそも同性を好きになったことでいじめられていたというコウくんを助けた時点で、複数人がカテゴライズされる「同級生」ではなく、もっと特別で唯一無二の関係性がふたりの間にあったことが想像できます。

友人、親友……あるいは既存の言葉では表現できない何か。

コウくんはジュウロウを「尊敬し崇拝している」と言っていましたが、ふたりの間柄を表すにあたって、コウくんからジュウロウへと伸びるだけの一方的な関係性ではなかったはず。
当時からジュウロウも何かしらの形で、コウくんを特別に想っていたのではないでしょうか。


以上のことから、ジュウロウの美しい人への憧憬は、コウくんの存在が理由だと考えました。
ジュウロウは劇中で「檻の中にいる人たちの方が本当に美しい人たち」と複数形で語っていますが、そもそもの発端は「コウくん」が「美しい人」だったからと思います。

ジュウロウは美しい人になりたかった。

そう、つまりジュウロウは、コウくんと同一化したかったのではないでしょうか。


そう考えれば2点目の疑問、「ジュウロウ様」になったあとの立ち振る舞いの変容ぶりも理解できます。

役人時代のジュウロウは、凛としていて強かな様子でした。しかしジュウロウ様は凪のように、あるいは春風のように、常に穏やかであたたかな微笑みを浮かべています。


ジュウロウは本質的に繊細で優しい人柄だと思いますが、本来もっと快活で、どちらかといえば鋭利で硬質な雰囲気の繊細さを持ち合わせているように感じます。
しかし、ジュウロウ様から滲み出る繊細さは、もっと絹や真綿のように人々を包みこむ、いわば聖母のようなたおやかさがあるのです。

ゴロウの言う「そんなやつちゃうやろ」は、「崇め奉られるような人間ではない」という意味の他に、こういった雰囲気の変化も含んでいるのではないかと思いました。


では、このジュウロウ様の立ち振る舞いはどこから来るのか。

それこそが「コウくんと同一化したかった」ジュウロウの心理によるものだと考えます。

穏やかで優しい、カシミアのような繊細さはコウくんの持つ雰囲気と酷似しています。
美しい人であるコウくんと同じように、本当に美しい人になり、ジュウロウはさらに自分の理想とするコウくんの性質を自分の中に取り入れ、ジュウロウ様として存在しているのです。


ジュウロウは今や「ジュウロウ様」として神格化されています。

第一話でゴロウが語っていたように、人々の願いを叶える神様はとても大変で、休むひまもありません。
自分はなにも持っていないと言ったジュウロウが「ジュウロウ様」としてあるためには、自分の理想とする存在が必要だったのかもしれません。





さあ、以上が末澤誠也のオタクによる邪推に邪推を重ねた上での妄言考察でございました。
皆さまはどのようにこのふたりの関係をご覧になっているのでしょうか。


ちなみにグレショー次週はお休みということで、結末が非常に気になるところです。
あと重大発表ってなんでしょうね!全国放送かな?それとももしかして円盤化!?鳥肌立つ発表ってなんだろう!いずれにしても今後もグレショーが楽しみです!!!